一皮むけた印象 東洋電機 2月21日 (2011.02.21)
3期ぶり連結増収増益
本物かどうか次期が関門
東洋電機(6655)は復調。3期ぶり連結増収増益。2Qからバランスがよくなった。緩慢とはいえ設備投資の回復を受けたもので、主力の国内監視制御装置(3Q連結累計12%増収)がリード。4Q需要期入りとあって3月書き入れ時だ。直近2期、リーマンショックを吸収し黒字を確保。8円配当を据え置いただけに一皮むけた印象。
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来年から徐々に上昇運
4Qの追い込みが決め手に
日本空調サービス(4658)は好転。3Q持ち直し4Qの追い込み急。次期につながりそうだ。後半大病院のFM業務やスポットメンテナンスの受注増によるもので、直前期まで延べ250人採用しこなしたパワーが鍵。
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小型店の攻勢手がかり
川上から徐々に景気持ち直す
藤久(9966)はボトムゾーン。反転目前とみられる。9日下方修正したが、今期出店21(退店13)と前向き。計画を6上回るもので、新たに業態開発した小型店の攻勢が手がかり。前期3Q稼いだように、後半巻き直しも考えられ、来年4月創業60年を迎えるだけにモチベーションアップ。3Q発表(昨年4月30日)にかけてじり高になりそうだ。
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反転につぐステップ
日系メーカー世界生産に対応
今仙電機製作所(7266)は復調。ピッチが速い。昨年10月26日上方修正し、3Q以降慎重だけに予想以上。4Q直線コースに入った。連結売上高の半分を占めるホンダをはじめ自動車メーカー大手の業績回復に呼応するもので、8日発表した3Q連結累計の進捗率売上高76%、営業利益で84%。材料高が気になるものの、米長期金利上昇から円高一服とみられ、再上方修正も考えられる。
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再上方修正も クロップス 2月10日 (2011.02.10)
社長若返り反転本格化
スマートフォン口火に続伸
クロップス(9428)は反転本格化。パート2に入った。昨年10月28日の上方修正を受けたもので、3Q堅調にこなし3期ぶり連結増収増益の見通し。次期は出遅れたスマートフォン、昨年10月連結子会社になったスガタ(輸入文具)のフル寄与が見込まれ続伸。潮が満ちてきた印象である。
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