証券ビュー

企業レポート

春本番 一六堂   4月12日 (2011.04.12)

底入れわかる1、2Q

復活に向けて後半巻き返す

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一六堂(3366)は踊り場。東北大震災、原発事故、節電・計画停電など新たな下振れ要因。今期も苦戦が予想される。しかし、復旧、復興、復活に向けてビジネスチャンス。後半巻き返しも考えられる。客単価の張る「八吉」や「のど黒屋」が堅調なほか、羽田空港の弁当2店が好調でロビー前出店も決まり、八重洲にシンガポール料理店オープン、花巻に震災炊き出し(10人)を決めるなど明るい材料。

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引き締まる 岡谷鋼機   4月11日 (2011.04.11)

1Q発表から新しい流れ

新計画発表し人材育成最優先

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岡谷鋼機(7485)は復調。バランスを取り戻した。前期ほぼリーマンショックを吸収した矢先、3・11東日本大震災。今期予想に合理的な根拠なく、前半白紙の情勢だが、後半復興需要や円高修正が見込まれ事実上前期並みの見通し。現場から上がってきた情報によると、前半15%減収、20億円程度持ち出しの模様。一方、再び連結売上高1兆円、純益100億円(16年2月期)を掲げ新中期計画を発表。通過点として同8000億円、同80億円、海外取引比率30%(14年2月期)にも言及。

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大健闘 メディカル一光   4月8日 (2011.04.08)

ビジネスモデル確立目前

12年に1度クライマックス

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メディカル一光(3353・JQ)は大健闘。厳しい競争下で堅調そのものだ。調剤薬局をコアに医薬品卸、ヘルスケア、不動産の4事業に特化。イオンやハウス食品、沢井製薬ほか機動的な提携によって医療、介護支援を巡る独自のビジネスモデル確立目前。市場は1月25日25万円の高値をつけ、計数目標の連結売上高300億円、経常利益20億円(15年2月期)を先取りした。3月11日の震災後一服している。07年2月期から連結になって4期連続最高益。今期も小幅ながら事実上続伸の見込み。

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福島印刷   4月5日 (2011.04.05)

逆風にめげず1円増配

12年から5年つづく上昇運

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福島印刷(7870)は堅調。逆風にめげず1、2Q増収を確保。復元増配1円を実現する構え。ITやネットワーク化に伴う市場の構造変化に対応している。従来のビジネスフォーム、カラー・文字物関連をこなす一方、IPDPやDMDPなど外注・販促データプリントサービスが2ケタの高い伸び。設計から製造、営業活動を結ぶ一貫した標準化により原価・販管費の改善も手がかり。トータルで好転している。3・11大震災により用紙調達、イベント中止、首都圏営業など影響が出ているが、追って復興需要が見込まれ心配ない。3、4Q反動がくれば次期以降取り戻す見通し。

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反転確実に シンポ   3月10日 (2011.03.10)

省エネタイプ投入が呼び水

40周年目前に3、4Q追い上げ

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シンポ(5903・JQ)は復調。持ち直した。1、2Q前年を上回り、不需要期の3Q(1~3月)も善戦しているためで、5期ぶり反転が確実な情勢。昨年2月投入した省エネタイプ無煙ロースターが呼び水になった。現在、見本市やメンテ、改装などを通じて3分の1ないし半分切り替わった模様。東京、九州や北海道で節約、低価格一辺倒から単価上昇。新規物件も当たりが出てきたという。

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