落ち込み大半取り戻す
アスカ(7227)は2Q底入れ。3、4Q持ち直す見通し。6月29日に下方修正しあく抜けした。3・11震災に伴うもので、トヨタが6月10日、三菱自も同13日当初より大幅に繰り上げて生産再開を発表。
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今期も3、4Q焦点
新工場稼働し次のステップ
太陽化学(2902)はリバウンド一巡。踊り場に入った。3・11の震災によるもので、復興に伴い国内の市場環境が一変。今、来期次のステップに進むとみられるためだ。ことに、インターフェイスソリューション事業。前期連結売上高の36%(営業利益83%)を占め、今年9月塩浜工場内に乳化剤新工場(23億円)竣工。3Q以降本格稼働につながると60年ぶりの脱皮。
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上昇トレンド 電話施設 6月29日 (2011.06.28)
注目される1、2Q発表
大幅減益などあり得ない
日本電話施設(1956)は慎重。3・11の震災を受けて厳しい見通し。1Q(昨年8月6日)、2Q発表(同11月12日)が注目される。震災後3ヵ月余り、原発事故のせいもあるが、遅れが目立つ政治や行政の対応にひきかえ、民間レベルの稼働再開急ピッチ。今期も上方修正が見込まれるためだ。昨年11月2日、5月6日に前期連結上方修正。営業利益は過去5年で最高(19億7500万円)になった。
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6月22日開示 日華化学 6月28日 (2011.06.28)
福井に起死回生のDNA
エリアで一番早い鹿島工場復活
日華化学(4463)は、6月22日業績・配当予想を開示。ひとまず落ち着いた。5月12日の決算発表当時と比較にならないもので、自ら鹿島・関東工場が被災したほか、取引先も大手の自動車や製紙メーカー中心に甚大な被害。新年度10%減収、円ドル80円のため息がもれていた。しかし、3・11から3ヵ月余りで民間企業の操業再開急ピッチ。同社は茨城のグループ子会社3月15日、関東工場同21日、鹿島工場も5月9日再稼働。このため、2Q連結累計3%増収、営業利益3億2000万円程度確保できる見通し。3Q以降、来期にかけて復興需要を手がかりに本格的な稼働が見込まれ、10円配当を据え置く予定。むしろ、逆境になると強い。
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次世代途上 シーキューブ 6月23日 (2011.06.23)
今年から3年安定・上昇運
NGNに備えスキルアップ
シーキューブ(1936)は次世代途上。さなぎの状態。ウォーミングアップに入った。09年度下振れしたNTT東西地域会社の「フレッツ光」純増頭打ちによるもので、06年度立ち上げた中期計画(5年)を見直し、10年度から新たに同(3年)を表明。技術者育成、作業基地整備、施工体制強化などNGN(次世代ネットワーク)に備えスキルアップが狙いだ。連結売上高600億円、営業利益24億円(13年3月期)が目安という。
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