10年ぶり脱皮 アイケイ 7月21日 (2011.07.20)
連結経営に移行し続伸
6月に何か起きたような印象
アイケイ(2722・JQ)は復調。前期から連結経営に移行し今期続伸。10年ぶりに脱皮が始まった。本体が持ち直したほか、フル寄与したフードコスメが初年度営業利益3700万円計上。アルファコムも3Qから連結開始。採算が大幅に改善しているためだ。
>>続きを読む
フル稼働で折り返し増強
グローバルプレーヤーに脱皮
OSG(6136)は6月27日上方修正。フル稼働の折り返し。今、来期最高益更新、大幅増配も考えられる。中国やアジア中心に主力の切削工具が高い伸び。米欧の引き合いが強いほか、国内も3Q以降自動車の急回復が見込まれるためだ。旺盛なアジアの需要(2Q連結累計40%増収)に対応。韓国の大邸に16億円投入し新工場を立ち上げる計画。現代、サムスンなど自動車・IT向け金型・部品加工の新拠点。
>>続きを読む
ココラフロントが指標
3社合併にかけてひと相場
サーラコーポレーション(2734)は反転。2期目に入った。1、2Q上方修正で折り返し、3、4Q震災と電力供給の制約を勘案して慎重。バランスを取り戻している。
>>続きを読む
復興に駆け込み需要も
米国子会社の黒字転換が急務
ニチハ(7943)はもみ合い。自律反発途上。直近2期持ち直した。しかし、3・11自ら被災し、国内主要7工場の通常操業に時間。米国と中国の景気減速を加味すると、半年ないし1年かかる見込み。
>>続きを読む
バランス取り戻す構え
物販から付加価値ビジネス
ktk(3035・JQ)は節目。6月29日40周年。同日下方修正を発表し、翌日決算発表で8月20日締めに変更。今期15ヵ月変則決算を前提にスタートした。主力のOAサプライ、リサイクル、IT商品3部門が前期軒並み3~9%減収。震災の影響も尾を引いているためで、稼働日やコストなど季節・期間変動要因を平準化。リーマンショックや震災による行き過ぎた反動をただし、バランスを取り戻す構え。
>>続きを読む