大半味方につける ゲオ 8月29日 (2011.08.26)
期待できる懸案解決
連続最高益更新の見通し
ゲオ(2681)は続伸。1Q予想以上。一段と締まってきた。CD・DVDレンタルが引き続き好調なためで、1Qの連結営業利益率6.9%。7月一服したが2Qも高水準。連続最高益更新の見通し。期初に3000円配当(200円増配)を表明している。
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ペプラカップ高い伸び
10月以降落ち込みの反動も
アテナ工業(7890・JQ)は追い込み。8、9月上方修正含み。前期と似た経緯をたどっている。新製品ペプラカップが麺容器(3Q累計12%増収)中心に高い伸び。懸案の価格転嫁が8月に実現し、原油先物が反落しているためだ。市場は米欧財政危機、円高の煽りで大荒れだが、日清食品が採用し、茨城の関東工場(被災なし)増強に踏み切ったペプラカップ本格化。10月以降、震災に伴う落ち込みの反動も考えられ続伸の公算が大きい。実質無借金、利回り3.6%の現状から相当な水準訂正が見込まれる。
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明るさ取り戻す シンポ 8月23日 (2011.08.22)
省エネ・エコ化が決め手
12年ぶりビジネスチャンス
シンポ(5903・JQ)は反転。事実上、続伸の見込み。明るさを取り戻した。省エネタイプ無煙ロースター拡販、中国現地法人稼働によるもので、逆境にかかわらず昨年から上昇運。意外な展開も考えられる。震災により3月下旬大幅に落ち込み、4~5月一進一退だった外食売上高が6月になって前年並みに回復。今、来期復興需要をきっかけに落ち込みの反動が予想されるためだ。同社の場合、仙台営業所が被災したものの、ライフライン等復旧に伴い4月7日営業再開。先行した西日本につぎ東日本の拡販も本格化する運び。
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震災と復興で減り張り
店舗純増手がかりに大幅増益
藤久(9966)はボトム圏。前期下振れしたが、今期抜け出す構え。震災と復興を通じて減り張りがついてきた。店舗純増が目立つためで、前期出店28(退店17)に対し今期同40(同12)の計画。東北がざっと2割を数え、首都圏その他も地域特性や規模、売れ筋を勘案した機動的なもの。それに、前期末397店舗のうち、ソーイングスクールが61店舗(純増15)に増加。「クラフトカフェ」が趣向を盛り上げている。店頭講習会で世代別テーマを課題にエコスタイルの商品を提案する運営も見どころ。
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動きの中に運 クロップス 8月17日 (2011.08.16)
4期ぶり最高益とらえる
スマホ巡りビジネスチャンス
クロップス(9428)は堅調。4期ぶりピーク更新の運び。動きの中に運をつかんだ。前期11月スマホ投入、同4Q連結子会社スガタ(輸入文具)寄与、新年度から小林社長(62)登板とあって弾み。1Qから飛ばしている。スマホの世界大競争を物語るもので、OSでしのぎを削る米国のグーグルとアップルがリード。日本のメーカーは部品に特化。通信キャリアの携帯ビジネスが一変するところにきた。
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