5期ぶり最高益 澁谷工業 10月4日 (2011.10.03)
底練り3年のエネルギー
50年ぶりのビジネスチャンス
澁谷工業(6340)は急回復。5期ぶり連結最高益更新の見通し。活気に包まれている。前期の連結受注高661億円(17%増)、同残高も303億円(33%増)と最高。消化に追われているためだ。中国や東南アジア中心に飲料向け無菌充填ライン。製薬業界向け薬品・化粧品プラント、農業用選果選別プラントなど2ケタの高い伸び。
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3期ぶり反転 システムリサーチ 9月28日 (2011.09.27)
事態好転まで正念場
前途を左右する2012、13年
システムリサーチ(3771・JQ)は反転。3期ぶりに持ち直す見通し。明るさを取り戻した。7月29日の1Q発表が物語るもので、前期連結16.5%落ち込んだSIサービス(1Q連結24%増収)の受注回復が手がかり。リーマンショックをこなし、震災、原発事故、円高など取引先の困難な状態に呼応。何より昨年12月着工し10月竣工、11月稼働予定の新本社が同社の決意を代弁している。3月に30周年を迎え節目の年。
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持ち直し堅調 東洋電機 9月14日 (2011.09.13)
成長市場の対応決め手
3事業部制改め機動的な仕組み
東洋電機(6655)は続伸。前期持ち直し1Q堅調。震災ショックを吸収している。受注繰り延べが一部にとどまり、部品調達改善、変圧器や制御盤など復興需要の呼び水。リピートも考えられるためだ。機器(1Q連結11%増収)、変圧器(同37%増収)、海外制御装置関連(同46%増収)が前期に続き高い伸び。リーマンショックで大幅に落ち込んだせいもあるが、国内の反転と中国、東南アジアを中心とする成長市場の対応が決め手。エンジニアリング(同16%減収)が印刷制御装置の減少で出遅れたが、得意のエレベータセンサ、空間光伝送装置、変圧器がリードしている。2010、11年調整運だが12年後半から上昇運。
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3期連続増収増益 Gパッカー 9月13日 (2011.09.12)
新たに中期計画発表
水準訂正は上方修正に限る
ゼネラルパッカー(6267・JQ)は堅調。直近3期リーマンショック、震災、円高をこなし増収増益。前期8円配当(50周年記念1円)を表明。健闘している。新規顧客や市場開拓、新製品拡販、海外強化(営業部発足)など受注増によるもので、経常利益率(前期5.9%)、ROA(同5.3%)、ROE(同4.9%)の改善も手がかり。半世紀を節目に引き締まった。市場は4000億円といわれ、リーマンショックで3700億円に落ち込み、直近3800億円に戻したところ。同社は、ドライ分野ロータリー式自動包装機シェアトップ。海外向け15%(前期12%)、包装システムのトータルプラン呈示に意欲。
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大幅な水準訂正 シーキューブ 9月8日 (2011.09.07)
NGNの足場固め堅調
材料豊富でビジネスチャンス
シーキューブ(1936)は堅調。続伸の見込み。次世代の足場を固めた。NGNに対応するもので、01年8月NTTが光サービスを開始して10年越し。技術者育成、システム再構築、中枢基地立ち上げなど「前期ほぼ完了」(片桐前社長)し、6月28日橋本新社長(56)就任。「前社長の基盤をもとに凄い会社をつくりたい」という。今期18万4000を見込むフレッシュ光開通数(前期17万)をはじめ、クラウドコンピューティング、スマートフォン、LTE(次世代通信規格)など材料豊富。願ってもないビジネスチャンスだ。リーマンショック、震災、原発事故、円高など間接的な影響にとどまり恵まれたポジション。同業上場13社のうち営業利益率トップ(前期連結4.5%)だが、技術力№1が目標という。
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