守りから攻めのステップ
ピンチしのぎ新製品でチャンス
今仙電機製作所(7266)は調整大詰め。新年度飛び出す構えだ。3、4月生産が正常に戻るとみられるためで、震災、タイ洪水、円高など守りから一転して攻めのステップ。リーマンショックにつぐ試練を乗り越えつつある。同社はシートアジャスタを主力製品にホンダ(2Q連結累計41%)、日産(22%)、三菱自(17%)など取引先動向に見どころ。
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3Q持ち直し4Q堅調
建設投資底入れ復興需要も
カネソウ(5979)は浮上。2Q調整が一巡し3Q持ち直した。震災に伴い先送りされた受注を消化。4Q堅調とみられるためで、追って復興需要表面化。場合によると受注増も考えられる。
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上方修正含み トランシー 2月23日 (2012.02.22)
亀山の物流拠点満杯
医薬品や消費財が成長分野
日本トランスシティ(9310)は予想以上。明らかに上方修正含み。水準訂正が見込まれる。1、2、3Q計画を上回り、通期予想を変更していないためだ。昨年6月15日に未定だった業績予想を発表したが、被災し寸断した鹿島の石化製品や全面ストップした自動車生産の再開急ピッチ。その後11月1日、同10日上方修正したものの追いつかず。3Q連結累計で売上高76%、営業利益88%の進捗率。円高、タイ洪水、欧米債務危機など地についた対応ぶり。
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やがて全値戻し 中央紙器 2月22日 (2012.02.21)
3Q好転追い込む構え
商品開発がパワーの源泉
中央紙器工業(3952)は3Q好転。持ち直した。震災、円高、タイ洪水などほぼ一巡。青果物の需要期入りを反映したもの。1、2Q計画を下回っただけに4Q追い込む構えだ。
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増収増益の折り返し
復興と円安株高も支援材料
藤久(9966)はリバウンド途上。初動とみられる。2月9日の修正発表によるもので、純益を除き計画を下回ったものの、増収増益の折り返し。バランスを取り戻した。間もなく震災1年になるが、今期以降復興が見込まれるためで、円高、原発事故、台風12号など天災、人災ともに逆回転の反動。前期11、今期計画25の店舗純増が手掛かりだ。
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