シェア上がる ダイセキ 11月05日 (2012.11.02)
安定しているのが強み
メーカー一辺倒脱皮の試み
ダイセキ(9793)は1Q堅調。2、3Q踊り場。12月需要期で4Q戻すとみられる。国内製造業の落ち込みを物語るもので、スマホを除き好調業種なしという。関西でエレクトロニクスの低迷がきついほか、持ち直した自動車減産が響いている。一方、子会社の環境ソリューションが1、2Q健闘。通期でも貢献しタケエイとの連携が楽しみなうえ、3、4Q鉛市況回復に伴いMCR反転。大型タンク受注増によりシステム機工も巻き返す見込み。
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今、来期反転待ち ktk 10月31日 (2012.10.30)
青雲クラウン連結寄与
文具復活、経営統合で生き返る
ktk(3035・JQ) は反転待ち。時間の問題とみられる。下振れした前期、15ヵ月決算の末特損計上。初の減配に踏み切りアク抜け。11月13日の総会をステップに12月21日から青雲クラウンの連結寄与(前期経常1億4900万円)が見込まれるためだ。
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混乱に揉まれ善戦 旭化学 10月23日 (2012.10.22)
潔く減収減益減配見通し
タイ稼働し連結100億円視野
旭化学工業(7928)は一服。50周年の節目。正念場とみられる。9月以降尖閣国有化を巡り中国の反日抗議がエスカレート。尾を引いているためだ。自動車業界の生産調整によるもので、6億円投入し同月立ち上げたタイ子会社の人件費・償却負担も足かせ。今期潔く減収減益、7円減配の見通し。前回述べたように今年、来年調整運。タイが反転のエネルギーになりそうだ。
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一部指定替え目前 一六堂 10月16日 (2012.10.15)
期待もてる追い込み
高価格帯の和食居酒屋業態確り
一六堂(3366)は一服。2Q踊り場入り。健闘している。震災後、前期4Qをピークに1Q堅調。7月9日16円配当(期初予想12円)を表明したが、1Q19%増収に対し2Q横ばい。3Q厳しいという。デフレ、増税、中国の在庫調整など客足が鈍っているためだ。しかし、売上の過半を占める「八吉」中心に高価格帯の和食居酒屋業態が確り。八重洲、新橋、浜松町のほか池袋、上野、名古屋でも呼応。ビジネス街の首都圏ターミナル駅や山手線沿線主要駅に集中出店しているのが強みだ。5月29日、八重洲に新業態「八吉酒場」オープン。
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