来年から上昇運 中央紙器 3月6日 (2013.03.05)
半年、1年後転機に
筆頭株主が新年度から1割増産
中央紙器工業(3952) は踊り場。前半計画を上回ったものの、後半伸び悩み追い込み及ばず。2期連続減収減益の見通し。3Qまで需給ギャップ15兆円といわれる国内のデフレ、取引先の海外生産シフトが主因。しかし、円安株高が定着し半年、1年後転機を迎えそうだ。新政権、日銀トップ人事によるギャップ解消、海外シフト一巡、国内生産回復が見込まれるためだ。トヨタ(筆頭株主)が新年度から1割増産に踏み切る模様で追随も予想され、早ければ4Q逆回転に歯止めがかかる見込み。原紙をはじめ諸資材が比較的安定し、むしろ期末から来期1、2Qにかけてビジネスチャンス
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トップ争いが見もの
ソーイングとミシン販売好調
藤久(9966)は 2月に反転。持ち直した。1、2Q経費見直し、3Q需要期入りしたもので、12日下方修正し底入れ。4Q堅調とみられる。上期3.9%落ち込んだ既存店のリバウンド、下期25(前期同15)を数える出店が新たな手掛かり。期中公取委の下請代金減額問題、厚生年金基金脱退(特損発生)など懸案処理。沈んで見えるがその実明るい。
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商品企画本部を新設
中食の市場拡大が手掛かり
カネ美食品(2669・JQ)は巻き返し。2月14日、商品企画本部を新設し社長直轄。これに伴う組織変更、役員・人事異動(4月1日付)を発表。21日発足したユニーグループHDや生協など主要納品先に提案が活発になりそうだ。
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2、3月戻し来期反発
トヨタ傘下で比類ない割安感
シロキ工業(7243)は底入れ。2、3月戻し来期反発。持ち直す公算が大きい。16日、円安を追い風に日本車の世界販売が2年連続最高の見通しと伝えられたのが手掛かり。国内市場縮小、中国の落ち込み、北米準備費用など昨年10月30日、1月30日下方修正したが、国内のほか中国、北米もひところから持ち直しあく抜けした模様。出遅れた印象だが、12年度立ち上げたローリングプラン(~16年度)進行中。
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再びピーク更新 OSG 2月19日 (2013.02.18)
追ってぺース上がる
フェニックスシリーズが目玉
OSG(6136)は高水準。新たなステップに備えるところ。迫ってペースが上がりそうだ。重点顧客、アジア、製品ラインナップをテーマに一段と拡大。ピーク(05~08年)更新が見込まれる。直近3期リーマン前の9割まで戻し、昨年8月以降落ち込んだ中華圏が回復するとパワーアップ。
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