証券ビュー

アンコール伊勢町

もんだ挙げ句に下放れ  伸るか反るか答え出す市場 (2011.10.20)

踊り場、乱高下に翻弄される場面。市場が腰を振るたび値幅、出来高、売買代金が減少する消耗戦。7~9月のはずが10月以降に持ち越した。オリンパス(7733)のお家騒動も足を引っ張っている。もんだ挙げ句、下放れる例が多いだけに気がかり。あく抜けなしに収まらない。ムーディーズが18日スペイン国債を2段階格下げし、3ヵ月後フランス国債も最上級から格下げを示唆したが、23日のEU首脳会議をきっかけにデクシアをはじめ第2、第3の解体・公的管理が出るのも時間の問題。

>>続きを読む

あく抜けなしに収まらず  今月小出しでも来年2月丸出し (2011.10.19)

一転反落。逆回転している。欧米安に鞘寄せするもので、23日EU首脳会議、29日世界規模の抗議デモ、11月3日カンヌG20をめぐり中休み。売り一巡後、一進一退になった。日経平均が前日1ヵ月ぶり戻り高値をつけただけに一服。出来高、売買代金が一段と細り調整場面とみられる。EU首脳会議といってもドイツ次第。99年ユーロ発足からさんざん域内で稼ぎ、稼いだ以上にはき出しそうな情勢。独り勝ちの成功体験が泣きどころだ。

>>続きを読む

日本も例外ではない 粉飾の限りを尽くす消耗戦 (2011.10.18)

CME、SGXの煽り。小康を取り戻した。予想を上回った米9月小売り、15日採択したG20財務相・中銀総裁共同声明が手がかり。対ドル・ユーロも円安に振れ時間稼ぎ。消耗戦が続いている。世界レベルの抗議デモ、50年ぶりタイ洪水も影響しており、少なくても200年ないし600年の揺り戻し。どの国も精通者が見当たらず、間尺に合わない対症療法が印象的。

>>続きを読む

騙しの相場がやってくる あらゆる手を打って時間稼ぎ (2011.10.15)

売り一巡後下げ渋り。手がかり難で見送られた。10月のSQ値8799円。1600億円の取引といわれ、これを除くと薄商いもいいところ。そのせいか、オプションの目安8750円を上回った。12日以降満月売りが妥当とみられ、返す刀で27日新月買い。その後一息つくと考えられる。フィッチが欧米金融大手の格下げを示唆する一方、S&Pもスペイン国債格下げ。このほか、JPモルガン・チェースの業績不振も尾を引いており、欧米金融不安が主因。タイの50年ぶり豪雨、 ■■■■■(****)社長解任など周辺でも弱材料が多い。水面下で応仁の乱グローバル版が立ち上がり、フランス革命逆回転、幕末のええじゃないかを加味すると、600年ないし200年レベルの揺り戻し。

>>続きを読む

23日までモラトリアム 幕末流行したええじゃないか (2011.10.14)

反発後まちまち。代わり映えしない。外資が仕切っているためで、SQを控え模様眺め。23日に延期されたEU首脳会議までモラトリアム。29日世界レベルの抗議デモに向けて再び波乱とみられる。9月のSQ値8732円に対し、13日の日経平均12月物8800円台半ば。10月のSQ値は差し引き均衡というが、売買代金が1兆円前後に落ち込んだまま。売り買いともちゃぶつきが多い。

>>続きを読む