証券ビュー

アンコール伊勢町

資本主義終わった印象 タイ洪水明け日本企業復活 (2011.11.12)

やれやれ反発。戻り売りに押された。イタリア国債利回り低下、首相TPP決定持ち越し、オリンパス監理ポスト入りなど買い戻しによるもの。11月のオプションSQ値8542円。1銘柄10万株程度、あっさり決まったという。欧州債務危機がギリシャ、アイルランド、ポルトガルから大手イタリアに及び、9、10月のSQ値から3%後退した水準。世界中のメガバンク、証券、保険大手も泥沼にはまった。日本でも最大手■■■■■(****)101円、■■■■(****)243円で情けない。■■■(****)に至っては36円で仮死状態のまま。国や自治体も事実上お手上げだ。まるで資本主義が終わったような印象。銀行、証券ともに用済みになった。

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ユーロ捨てるドイツ  これから一生に一度の買い物 (2011.11.11)

欧米株安を受けて全33業種反落。日経平均は1ヵ月ぶりの安値。異常事態が定着した。9日イタリア国債7.4%突破で決まり。事実上デフォルトに相当し、10日から資金調達難に陥っているためだ。辞任表明したイタリア首相に対し、市場には権力及ばずと述べた。すでに4日、NYダウが一時190ドル安をつけ次のシグナル。

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1%の富裕層危機愛す    危機に乗じ99%に責任転嫁 (2011.11.10)

買い戻しが入り反転。持ち直した。前日イタリアの首相辞任表明をきっかけに続伸したNYダウ、ナスダック、金・原油先物など手がかり。円ドルは介入一巡から77円60銭台となめられたもの。事実上、治外法権で動いている。いわくつきの■■■■■(****)と■■■■(****)が悪役。バブル崩壊後1000億円超といわれる飛ばし20年以上。タックスヘイブンの浅知恵尽きて粉飾が明らかになった。内紛を口火に不正の実体をさらけ出した消耗戦。泣きどころをつかれ、欧米ブローカーたちのカモになった印象。1000億円超で済めばよし。ゾンビの大手銀、ゼネコン、不動産などこの種の案件山積のままだ。

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TPPにはまった日本 来年2月までエアポケット (2011.11.09)

案の定、トヨタの決算発表を境に売り買い一巡。膠着状態が定着した。ギリシャをおとりにイタリアを管理下に置いたIMF。EUすべて彼らのプログラムにはまり、日米も矛先と述べた。日米といえばTPP。WTO、FTAを棚上げした新しいルール。円ドル70円台にもギブアップしない日本企業に対し、米国が法律や政治力で成長市場になったアジアを取り込むため横槍を入れた。前首相が交渉参加を表明しただけに手遅れだが、経済合理性が排除され、ほとんど情報開示なしの一方的なもの。80年代後半から90年代、今も続く日米構造協議の新バージョン。利害が対立した際、一切非公開で米国サイドが決定するしくみという。

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日米もIMFの矛先 ギリシャおとりEU管理下に (2011.11.08)

週明け手返し。高安まちまち。膠着状態になった。4日のG20、米雇用統計発表を受けた流れで、NYダウ61ドル安、ナスダック11ポイント安が乗り移ったもの。外資は米国系売り越し、欧州系買い越しという。欧州債務危機の焦点がギリシャからイタリアに移り、米国の雇用も8万人増・失業率9.0%と小康状態。NYダウ一時190ドル安が次のシグナルとみられる

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