過去40年金より強い円 金売りトイレットペーパー買い (2011.07.15)
NY反発にかかわらず円高の重し。踊り場が続いている。13日FRB議長証言を受けたもので、禁断症状に対し三たび追加緩和。ほかに方法がない。15日の欧州銀資産査定発表も同類。ムーディーズやS&P、フィッチなど格下げ横行。米欧とも蟻地獄にはまった。そのせいか、NY金先物が13日1588ドルをつけ新高値。連中、何か起きると金を持って逃げだすことばかり考えている。
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7~9月波乱のシグナル もみくちゃになると最後に金 (2011.07.14)
売り一巡後買い戻し。小動きにとどまった。朝方円ドル78円台に振れ、4ヵ月ぶり高値更新。その後一服したが、7~9月波乱のシグナルが出た。6月20日述べたように、円ドル70円ないし60円を視野。まさかのトレンドとみられる。6月末一巡した米欧金融政策の限界によるもので、円ユーロも近く1月高値107円を突破。11年ぶり最高値(2000年10月25日89.36円)を更新する見込み。米欧は7月から地獄の1丁目。
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7~9月まさかの事態 最善尽くし乗り切ると面白い (2011.07.13)
6月21日から自律反発。持ち上げて下に振る展開。7月5日がめどと述べた。結局、米雇用統計発表を巡り8日が転機。日経平均は11、12日続落した。この間2280円が目安の■■■(****)2226円、1万5500円の■■■■■(****)1万4340円止まり。■■(****)も12日476円まで戻し概ね出来上がった。13日FRB議長証言、15日欧州銀査定結果待ち。
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官邸に米国人アドバイザー 首相を退陣に追い込めない理由 (2011.07.12)
手返しの反落。仕切り直しだ。8日発表された6月の米雇用統計が予想を下回り円高に振れたもの。売り一巡から戻してもいる。7月のSQ値1万0225円。日経平均が3週連続陽線を引き、震災直前の水準(3月10日1万0434円)に接近しているためだ。今週から米主要企業の4~6月期決算発表が始まるが、13日FRB議長議会証言、15日に欧州銀行の資産査定結果が出る見込み。
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売り材料揃い時間稼ぎ このままいくとデフォルト (2011.07.10)
時間稼ぎの夏相場。売りたい強気と買いたい弱気が共存している。世界的な景気減速を株高で埋め合わせ。米欧が資金繰りに追われているためだ。FRBとECBのマジックとみられ、日本にも波及してきた。外資は6月第5週、4週ぶり2515億円買い越し。7月もふえる見込みだ。8日のSQ値1万0225円。3月11日の1万0286円と肩を並べる水準。煽りがきくところにきている。ちなみに、8日の米雇用統計発表。民間が先行し堅調というが、毎月全米で10万から20万人レベル。
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