証券ビュー

アンコール伊勢町

免疫力つき怖いものなし  ギリシャ支援3月に持ち越し (2012.02.15)

前場見送り。小甘い地合い。後場切り返した。直近上がらない代わり、下がらないのも特徴で、日経平均9000円大台固め。ギリシャ追加支援がこじれ、昨年末海外から国内に資金が戻り始めたという。日経が14日「個人マネー国内回帰」と伝えたのも手掛かり。投信が外債から日本国債や国内株にシフトする一方、個人も2部や新興市場に里帰り。

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表向きのギリシャ支援    裏を返すと4月ユーロ脱退 (2012.02.14)

薄氷を踏む場味。節分明けから持ち越した。ギリシャ追加支援が難航し、15日ユーロ圏財務相会合で決まると限らないためだ。昨年10~12月GDPが年率2.3%減と伝えられ、13~14日の日銀金融政策決定会合で追加緩和が見込まれる。現政権の消費税引き上げを目玉に社会保障と税の一体改革が最悪のタイミングで同時進行。

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2012年しのぐ決意 吠える■■■の現場見ればよし (2012.02.12)

9日ギリシャ緊縮案受け入れが決まり一服。高値整理とみられる。10日SQ値9011円が物語るもので、現状維持前提の経過。緊縮案一辺倒でIMFの餌食。97年アジア通貨危機、08年破綻したアイスランドの例もある。民主党が行革法案に盛った国家公務員の人件費2割削減も現状維持が前提。消費税引き上げと刺し違えのデフレ政策。平成版幕藩体制を守ろうとする財務省の浅知恵によるものだ。

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円安株高に転換し潮目 いずれヘッジファンドと死闘 (2012.02.10)

8日NYダウ1万2883ドルの引け。08年5月19日以来3年9ヵ月ぶり高値。近くギリシャ債務交換協議がまとまるのを期待した買いが入ったという。ドル・ユーロ売りポジション解消が峠を越したのに過ぎない。6日最終期限にかかわらずこの始末。ぎりぎりまで隠す欧州の古い体質がうかがえる。

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3月まで問題先送り   つくられた危機が同時進行 (2012.02.09)

拍子抜けの節分明け。企業レベルで■■■(****)だけ。その次が出てこない。欧州と中東危機が間延びしている。問題解決が困難なためで、市場でも時間稼ぎ。彼岸底も考えられると述べた。

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