底値圏入り負けるが勝ち 欧州但し書きつけて引き回す (2011.09.27)
再び持ち高調整売り。株のほか金や銀先物も急落。換金売りが目立ってきた。21日FOMCを受けて22日G20、23日パレスチナ国連加盟申請など消化難。23日NYダウが37ドル戻したのにとどまり、金先物101ドル安から調整待ったなし。外資はじめ機関投資家の処分売りが広がっている。当面、29日のドイツ連邦議会が欧州金融安定基金(EFSF)の機能強化を可決するかどうか。可決の条件や否決の有無を巡り28日配当落ち。
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来年は選挙の当たり年 市場でも実物資産嗅ぎつける (2011.09.23)
21日のFOMC発表売り。復興関連の期日売りと重なり反動安が広がった。持ち高調整の売りも多い。FRBは3年以下の米国債を売る一方、6年以上を買う「ツイスト・オペ」導入を表明。予想の範囲にとどまり、効果も疑問とあって売り一色になった。3度目を数え事前におかわりを先取りしたもので、3連休明け再び持ち高調整売りが出てきそうだ。今月の配当落ち分は、日経平均12月物と現物の鞘70円程度とみられ、年末・年始の地合いを読む目安。
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Xデ―に備え行動開始 投資に必要な情報日本に入らず (2011.09.22)
薄商いの中、半端なもみ合い。小動きにとどまった。8月に外資が売り越し、9月に入っても持ち高調整。底入れ感が出ないためだ。前場中ごろ東京で円ドル76円12銭をつけ、8月11日の76円30銭を抜いた円高も響いた。21日FOMC声明の追加緩和措置を見越したもの。最後の円高とみられピッチが速い。
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最後に残る現物資産 米国が死ぬと世界経済も死ぬ (2011.09.21)
3連休明け。主力中心に反落。戻り待ちの売りにつかまった。16~17日ユーロ圏・EU財務相によるギリシャ支援は時間稼ぎにしても、日本時間20日朝S&Pがイタリア国債をシングルAネガティブに一段階格下げし波紋を呼んだ。19日換金売りを浴び1778ドルで引けたNY金先物が気になるところ。■■■■(****)が20日1137円で引け、それなりに反応しているためだ。20、21日のFOMCも時間稼ぎ。欧米は日本の勧進帳を贔屓にしている。
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日経平均にもお鉢回る 9~11月、危機こそチャンス (2011.09.17)
欧米に追随し上振れ。年末の助走が始まった。15日ベルリン発、世界主要5中銀ドル資金供給報道がきっかけ。無制限といっても担保つきだが、13日から述べているようにドル、ユーロ、円の3極体制によるもの。ドル、ユーロ維持に円不可欠。まだ外債発行に至らないが、世界に対し円供給の道筋がついた。もっとも、依然痛み止めの時間稼ぎ。このままでは欧州の資金繰りが行き詰まり越年できないとみられるためで、ギリシャに対し、月内8400億円支援待ったなし。
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