証券ビュー

アンコール伊勢町

半端なまま彼岸入り ドル売りヘッジポジション解消が焦点  (2012.03.14)

小確りで始まった。前場中頃先物に大口買い。三たび日経平均1万円にハイタッチ。フライングが多い。13日に日銀とFRBの金融政策が明らかになるためで、円ドル82円の攻防と連動している。双方追加緩和に含みがあり、75円に戻すか90円に跳ねるか綱引き状態。

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金融は踏み倒しの歴史   日本も2月を境に返せなくなる (2012.03.13)

SQ明け高い。再び日経平均1万円ハイタッチ。後場主力中心に伸び悩んだ。2月の機械受注3.4%増が目新しい程度。ギリシャ債務交換、米雇用統計、第3次金融緩和を打診した13日のFOMCなど織り込み済み。12、13日の日銀政策決定会合も2月14日の延長上。円ドル82円に入り、以前述べた90円が見えてきた。

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出来上がってきた印象  踏ん張らないと飲み込まれる (2012.03.10)

意外なほど堅調。表向き高い。外部要因の改善によるもので、9日のSQ値9946円。2月の同9011円を10%上回った。FRB、ECBにつぐ日銀の金融緩和が大きい。大半織り込んだギリシャ債務交換、米雇用統計発表も陳腐化。買いが先行し一服したものの後確り。8日ダウ70ドル高になったNYの出来高7億1566万株(11%減)にもうかがえ、国内外金融株の上げが目立つだけに出来上がってきた印象。8日JQ指数が震災前の水準を回復し、日経平均も後場1万円大台乗せ。

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今年と来年が前途左右 力尽きた欧米の資本主義経済 (2012.03.09)

一転して高い。4日ぶりに持ち直した。欧米反発、金・原油高を受けたもので円安も手掛かり。8日財務省が発表した1月の経常赤字4373億円が効いた。3年ぶり赤字転落、27年ぶり過去最高のおまけつき。所得収支1兆1326億円黒字がオチである。一方、ギリシャ債務交換、米雇用統計、SQにも目星がつき、13日のFOMC向け不胎化による第3次緩和検討が伝えられたのも支援材料。リスクマネーが戻ってきた。

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9日から時間との闘い ドジ踏むと夏場から来年副作用 (2012.03.08)

6日NYダウ203ドル安。ポジション調整を促すもので全面安。目前になってギリシャ債務交換期限、米雇用統計、SQなどまとめて織り込む気配になった。13日FOMCを控えているためで、日経平均も3日連続安。主力中心に日柄整理とみられ、リパトリが一巡する20日前後底入れ。

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