上がったりの証券界 あらゆる問題に正解なし (2011.11.17)
見送られ小甘い。後場一段安になった。上がったりだ。下剋上にしては湿っぽい。■■■■■(****)のストップ高を勘案しても手詰まり。日銀が政策金利を据え置き、箸にも棒にもかからない地合いだ。銀行、証券、保険など金融ポストの不振が主因。20年以上調整しながらこの体たらく。 ■■■■■(****)101円、■■■■(****)244円がすべてを物語っている。バブル当時の体質が残っているためで、いまだにお粗末この上ない。国、日銀、金融機関も国債をこなすだけで手一杯。市中に資金が回らない。不動産、株も打診程度のもの。最近はインデックス商いが日計りでシグナルを送るのにとどまっている。直近もギリシャやイタリアのせいというより、自分たちに問題があるわけで、経済の力学に押されっ放し。証券に限れば、越年できるか、年度末までもつか心細い経過。転機とみられる来年2月に備えるところだ。
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群雄割拠の下剋上相場 2025年にガラガラポン (2011.11.16)
躊躇なく戻り売り。見送られた。14日落札されたイタリア国債5年物の利回り6.29%がきっかけ。10月を1%弱上回り最高。30億ユーロ(3150億円)というが、トップ交代後も上昇しやり繰りが大変。12月、来年1月もきつい。英米がECB関与をせかしているが、FRBも同じ穴の貉。どちらか回らなくなると共倒れ。世界中、ガラガラポンにつき合わされる。
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経済の力学が決め手 来年1~3月現在と逆の展開 (2011.11.15)
週明け買い戻しが入り後続なし。しらけ返っている。インデックス商いによるもので、ギリシャ、イタリアの新体制を好感。それまでという経過。とりつくシマがない。双方トップ交代程度で事態改善を見込めないためだ。NYダウは9日389ドル安に対し、10日112ドル高、11日259ドル高とほぼ全値戻し。11日はディズニーが6%上げダウ寄与一巡の印象。
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資本主義終わった印象 タイ洪水明け日本企業復活 (2011.11.12)
やれやれ反発。戻り売りに押された。イタリア国債利回り低下、首相TPP決定持ち越し、オリンパス監理ポスト入りなど買い戻しによるもの。11月のオプションSQ値8542円。1銘柄10万株程度、あっさり決まったという。欧州債務危機がギリシャ、アイルランド、ポルトガルから大手イタリアに及び、9、10月のSQ値から3%後退した水準。世界中のメガバンク、証券、保険大手も泥沼にはまった。日本でも最大手■■■■■(****)101円、■■■■(****)243円で情けない。■■■(****)に至っては36円で仮死状態のまま。国や自治体も事実上お手上げだ。まるで資本主義が終わったような印象。銀行、証券ともに用済みになった。
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ユーロ捨てるドイツ これから一生に一度の買い物 (2011.11.11)
欧米株安を受けて全33業種反落。日経平均は1ヵ月ぶりの安値。異常事態が定着した。9日イタリア国債7.4%突破で決まり。事実上デフォルトに相当し、10日から資金調達難に陥っているためだ。辞任表明したイタリア首相に対し、市場には権力及ばずと述べた。すでに4日、NYダウが一時190ドル安をつけ次のシグナル。
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