証券ビュー

アンコール伊勢町

急いで何か準備している  金融崩壊の計画8、9月から (2012.08.23)

上がったり。反落している。前日NYダウが一時リーマンショック後の高値を更新。買いが一巡したほか、7月の貿易赤字5174億円を受けたもの。欧州や中国向け輸出不振が予想以上という。世界の実需を裏づけるバルチック海運市況が1ヵ月下げっ放し。にわかに債券と株のチャンネルを切り換えたところでめくらまし。事態の好転は、金融ならぬ実需によるもの。

>>続きを読む

丁か半かめくらまし   再び円安株高にして迎えに来る   (2012.08.22)

前日と同水準のもみ合い。円高修正が一服した。円ドル79円30銭、円ユーロ97円96銭を中値に綱引き。持ち高調整が一巡し膠着状態。小相場を引き回している。所詮、手詰まり。やむなく投げられたサイコロ。丁か半かめくらましに過ぎない。欧州が債務問題に行き詰まり、米国は自動車版サブプライムで持ち直したGMが限界。韓国と中国も新体制を巡る踊り場で景気にブレーキがかかり、竹島魚釣島をネタに日本との対立を煽る陳腐な作戦

>>続きを読む

手詰まりから狼煙上がる  竹島、魚釣島に引っ掛かるな (2012.08.21)

前週末の補助線上。世界規模で小相場を引き回す展開。ポスト五輪、手詰まりから狼煙が上がった。先物によるもので、前週米国の主要経済指標好転、今週欧州債務問題会議日程が手掛かりという。円ドル79円台半ば、円ユーロ98円そこそこ。事実円安で膠着状態を見越した揺さぶり。後場手を抜いて空売りを誘い、引けに戻すなど、早々先物買いの反動もうかがえる。

>>続きを読む

やりくり算段の小相場 莫迦にすると意外に大きい (2012.08.20)

仮説と検証に明け暮れる毎日。旧盆明け、手詰まりから相場が動いた。16日の日経平均167円高が物語るもので17日続伸。半身であれ、債券先物売り、株高に流れが変わった。ロンドン五輪後、米大統領選にかけて軌道修正。FRBの第3次緩和が後退している。これまで8月末ジャクソンホール、9月中旬FOMCを目安に同緩和実施を織り込んでいたもの。15日に米10年債が売られ、日米の利鞘拡大を見越した円売りドル買いのポジション優勢。ドル、ユーロともに先物売りの買い戻しを迫られた。いわば、米大統領選にひっかけた資金捻出。袋小路に追い込まれ、やりくり算段の小相場とみられる。

>>続きを読む

日本国債に先物売り 債券と株が半身で渡り合う場面 (2012.08.17)

案の定高い。くすぶっていた円高修正がきっかけ。債券売りにつながり株高に跳ね返った。日経が16日1面トップで企業年金「株から債券へ」11段の記事。安全重視、運用利回り低下の恐れと本末転倒。よりによって先棒をかついだ。

>>続きを読む