逆回転の反動楽しみ リスクヘッジの持ち高調整 (2012.07.23)
手詰まりのうちに反落。後場一段と見送られた。五輪を目前にテロ情報が流れている模様で、日経平均9月物が安い。現物にも跳ね返った。大筋リスクヘッジとみられ、債券先物が駆け込み寺。緊急避難の夏場を迎える。英国で五輪を隠れ蓑に金融システム処理が伝えられ、米国でもFRBの通貨発行権が今年12月終了すると大騒ぎ。怪談ものが受ける地合いだが、外資の混乱ぶりに対し国内勢が至ってクール。
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めくらましの雰囲気 嘘のない事実のつながりが大切 (2012.07.20)
1週間後、五輪開幕。断続的に買い煽り、めくらましの雰囲気。何か起きそうで気になるところだ。たとえば、前日NYダウ103ドル高。FRB議長が景気に対し悲観的で、追加緩和の可能性を表明した議会証言によるもの。実に頼りない。日経平均が80円高で始まった9月物にぶら下がり、小動きで終わったのもわかる。売買シェアで圧倒する外資のポジションそのものだ。
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醤油のヒゲタ羊毛刈り 100年企業で自信取り戻せ (2012.07.19)
小高く始まり、後場中頃までもみ合ったが、引けにかけて反落。円高と中国株安が重しという。11時過ぎ北朝鮮が正午に重大報道のめくらまし。結局、金正恩に元帥の称号と発表。15日最側近が解任され穏やかでない。FRB議長の議会証言、ベージュブック、米企業の決算発表など毒にも薬にもならず見送られた。
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横行するめくらまし LIBOR表沙汰びくびくするな (2012.07.18)
3連休明け、比較的確り。円高一服、先物が買われた。前場中頃「断固たる措置を取る」財務相発言と17、18日FRB議長の議会証言によるもの。一時的に需給が締まり不動産、医薬品、小売りなど堅調。LIBORやイタリア13行格下げ、2012年IMFの経済見通し0.1%下方修正など逆風に違いない。世界の実需を物語るバルチック海運指数5日連続安が気になる。
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100年以上の会社 欧米比較にならず日本ダントツ (2012.07.17)
13日NYダウ急反発にかかわらず、欧州・米国経由の株安。12日、イタリア国債2段階格下げが伝えられ6日連続。貸し込んだ独、仏、英、米国籍の銀行もつかまった。2010年5月からギリシャを振り出しに2年有余追加緩和一辺倒のステロイド漬け。ドル、ユーロ特融によるもので、彼らが増刷した分円高。やむなく追随した日銀を勘案しても日本の資金が担保。欧米、中国も実質債務超過といわれ、ATM替わりに使われている。
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