副作用承知の円安株高 相場から学び戦わずして勝つ (2012.12.21)
さすがに一服。今年最大の上げに対し当然の押し。日経平均1万円大台を確保している。目安の1万0265円を目前に反落した。解散をきっかけに見切り発車。副作用承知で動き出しただけに回転が速い。しかし、対流が活発で売り物がよくはまる。このため、反転10週目にあたる来年1月第3週まで強気。
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笑いが止まらない米国 日本制し委細構わず歩み寄り (2012.12.20)
初動たけなわ。当面、日経平均1万265円が目安。利食い千人力と述べた。13日から大商いが定着。貿易収支赤字転落に伴う円安株高によるもの。新政権のインフレターゲット2%を目指す追加緩和、10兆円規模の補正予算も手掛かり。米国仕込み、毒に毒を盛る相場である。先駆した■■■■(****)と■■(****)を除き大半続伸。40年ぶり鳴門のように渦を巻いた潮目。解散をきっかけに円高修正が呼び水になった。
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インフレ政策に大増税 旧態依然の新政権半年もたず (2012.12.19)
収まりそうもないと述べた。18日も買い戻し、指数先物の買いが主因。木阿弥でも新政権に寄せる期待がうかがえ、勝ち過ぎただけに戸惑いもある。早速インフレ政策で景気を持ち上げ、その後大増税で国民からカネを巻き上げるもの。浅知恵もいいところだ。
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小泉・竹中政権ほうふつ 今回に輪をかける来年の参院選 (2012.12.18)
11日述べた自民圧勝のシナリオ。17日結果が出た。いわく、元の木阿弥政権。幸か不幸か全面高になっている。小泉・竹中政権をほうふつするもので、背後にネオコン・国際金融資本の介在が伝えられる。彼らは冷戦後も既得権を守るため禁じ手を続々投入。解散から総選挙にかけて北朝鮮のミサイル発射、中国の軍用機や艦艇が尖閣の領空・領海を侵犯する中、イランラジオによると「日本が米国から350億円で新規にミサイル防衛システムを調達する」という。明らかに恐喝でペンタゴンも認めた。一方、総選挙はCSIS(米国の対日戦略部隊)の命令で政権運営を安倍晋三(58)に譲るため16日に決まったという。
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大政翼賛会など真っ平 来年2月から7月に二段上げ (2012.12.17)
相場の上では13、14日クライマックス。自民圧勝が伝えられた総選挙、日銀の追加緩和まで目一杯織り込んだ。大商いによるもので17日ポジション調整。19日韓国大統領選、22日フォトンベルトを無事乗り切るところ。14日発表された短観でDIがマイナス12(9月同3)になる一方、正午過ぎ円ドル84円目前となり先物が一段高。結局、下げ渋り上げ渋る結果になった。日経平均を見ると、13日窓を開けて続伸。27億株こなし自民圧勝を織り込んだだけに、14日のSQ値9720円が落ちの印象。しかし、17日結果を踏まえた調整が見込まれ、解散から総選挙にかけて初動が出来上がる。
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