長期金利上昇が足かせ 参院選まで道理引っ込む (2013.05.30)
持ち上げたものの往って来い。引け味が悪い。長期金利によるもので、米国の10年債利回りが1年2ヵ月ぶり2.1%に上昇する一方、日本も前場0.965%に跳ね1%をうかがう展開。引けにドルが売られ外資の先物売りに値を消した。
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資産バブル認める日銀 倍返し1万7900円が目安 (2013.05.29)
前場シカゴ先物安を受けて乱高下。後場主力中心に戻した。23日の高値1万5942円から28日の安値1万3943円まで13%値幅整理。若干物足りないが、日柄で延べ10日、6月のSQにかけて買い戻しが予想され、倍返し1万7900円が目安。リーマン前の高値1万8261円(07年7月)と肩を並べる水準。参院選が7月21日に固まり悠長なことをいっていられない。
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相場に学ぶ成長戦略 日経平均1万5111円が岐路 (2013.05.28)
全面安で始まり手掛かり難。下げ渋ったものの引けが甘い。23日の暴落を境に前、後場日経平均500円の値幅整理。日柄で10日、6月14日のSQにかけて買い戻しと述べた。アベノミクスを叩き、国債暴落説を流している連中が円安、株高もけなしているためだ。ニクソンショックから40年円高、リーマンショックから5年行き過ぎた株安の修正場面。23日円ドル104〜5円、日経平均1万5300円ラインに到達。
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6,7月担ぎ倍返し リーマン前の07年高値が目安 (2013.05.27)
大安の23日、株、債券、為替も逆回転。一面水浸しになり国内外動揺した。これまで半年、円安株高が予想以上。のぼせかけた自民党に外資が突きつけたメッセージ。翌24日も前場買い戻しが一巡し、後場一時日経平均500円安。引け持ち直した。いくらか薬が効いたとみえる。
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仕上げ前の初押し買い FRBの量的緩和縮小を打診 (2013.05.24)
大荒れの一日。波紋が広がった。前場長期金利が急騰する一方、後場日経平均が急落。ドル101円、ユーロ130円台の円安に振れ逆回転。23日述べたように、9月以降予想されるFRBの量的緩和縮小を打診する動きだ。10時半過ぎ、HSBCが「中国の製造業購買担当者景気指数7ヵ月ぶり50を割り込んだ」旨を伝え途転売り。同行の債券先物買い、株価指数先物売りがきっかけとみられる。同行は、奴隷と阿片取引で桁違いに大きくなった香港上海銀行のこと。今でも中国と香港の外為を一手に引き受け国際金融資本の一角。鼻持ちならない経緯がある。
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