仮説と検証の綱引き 米国製アベノミクスにはまる (2013.03.27)
再び円高に振れ反落。個別物色にとどまった。尾を引くキプロス処理、相次ぐ昨年衆院選無効判決、TPPに続くEPA交渉開始など消化難。26日権利つき最終、翌日落ちを巡るポジション調整も一因。節分から彼岸、年度末を通じて高値整理をこなした。いよいよ、4月相場入り。5月にかけて買いパニックと述べただけに27日が肝腎。
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アベノミクスを叩くな 相場が向きを変えた円安株高 (2013.03.26)
週明け買い戻し。後場一段高になった。キプロスの破綻が回避され円安に振れたのが主因。ドル94円、ユーロ123円台後半の水準。前週末の日経平均297円安に対し戻りが鈍い。26日が権利つき最終日で落ち分101円といわれ、27日埋めるかどうか注目される。
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大回り3年なら2万円 底力うかがえる日本と米国 (2013.03.25)
前週末安い。彼岸天井とみられる一方、週明け彼岸底とも受け取れる場面。ドル94円、ユーロ122円の円高が足を引っ張った。期待外れの日銀新総裁会見、キプロスの金融危機が先物売りを促したという。米国の暫定予算が9月末まで延長合意と伝えられ、欧州の脇の甘さが目立つ。人口87万人、ユーロ圏のGDP0.2%に過ぎないキプロス島が、ECBの金融支援とひきかえに預金封鎖。日頃大欧州を唱えるユーロ圏の指導者にあるまじきこと。
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小回り3ヵ月膾吹くな 5、7月高値つかみが関の山 (2013.03.22)
彼岸天井のコース。節分同様ピークアウトして彼岸底。5月にかけて買いパニックと述べた。キプロス預金封鎖、韓国サイバー攻撃、中国で太陽電池最大手が倒産するなど波乱がつきもの。にも拘らず、20日から日銀の新体制をきっかけにリフレ効果。それも米国仕込みのプログラムでインフレシフト。FRB議長もしきりに日銀新総裁を持ち上げ、4月の臨時政策決定会合で大胆な追加緩和が発表される見込み。
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日銀新総裁やる気満々 2年で結果が出ると大回り3年 (2013.03.21)
打って変わり急反発。19日買い戻しが広がった。ユーロ圏のキプロス支援に目途。再び円安に振れたためで、20日ドル95円、ユーロ122円が中心値。事実上、日銀新総裁歓迎相場になっている。現在、ドルの全供給が2兆ドルに対し円のそれは140兆円。140兆円を2兆ドルで割ると1ドル70円。あと60兆円増加すると100円。昨年11月の80円割れから100円まで円安が進むと、自動車や電機など収益が2割拡大するという。
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