29日の昼下がり楽しみ 8月2日てんこ盛りの対策でると峠 (2016.07.29)
円高に振れ反落。日経平均一時214円安。大半安値圏で引けた。前日一時438円高の反動とみられ依然ボックス圏。ポジション調整に明け暮れた。11日、バーナンキ前FRB議長来日から「日本版ヘリマネ」でもちきり。
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昭和の風林史 (昭和四九年七月二十六日掲載分)
値ごろ観も強弱も作柄も必要のない小豆、手亡の相場だ。
手亡は押し目買い。小豆は強烈強気。
北海道誠和商品の手亡の買い建て玉が注目されている。
当初小豆を強気していたものを
手亡の証拠金が下がった時点で小豆から手亡に乗り換え、
あと利食いしては建て玉をふやしてきたものだ。
一人、二人という特定のお客ではなく、
数名の当たり屋さんらしい。
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昭和の風林史 (昭和四九年七月二十五日掲載分)
ここからが相場だ。下がらない相場。
狂乱沸騰の場面が控えている。充分間に合うのだ。
「ペンキ屋の仕事音なし日のさかり 波津女」
中井幸太郎氏は『これだよ、
千島列島から張り出している冷たい高気圧。
これが昔東北地方の娘が
泣く泣く売られていった冷害の元凶だ。
今年は無気味だね。冷たい夏よ。
居座っているじゃないか』。
手亡戦線で大勝利を得た
と評判の阿波座の乙部幸一郎氏は
『一カ月のモミ合いダンゴを突き抜けたのだから
二万円、二万一千円の小豆になっても
変だとは思わない。
売りたい人は二万円抜けから、九月天井と見て
売り上がるしかないだろう。
まあ今、来月は売りに勝ち目はないな』。
小豆の玄人筋が強気になれず、
暴落を狙おうとして弱いのは
〝早過ぎた強気〟が原因ではなかろうか。
七、八、九月限が先物時代のころから強気して
〝強すぎる強気〟を続け、しびれが切れている。
世の中、皮肉に出来ていて、
そういう〝早すぎた強気〟の玉が投げたり、
弱気に回った時分から相場は言う事を聞きだした。
玄人筋の見方は間違っていなかったのだが
タイミング即ち〝間〟がとれなかった。
ええい、ままよ、それじゃ崩れを狙え
―となるわけで、
高々上があっても二万一千円。
下げの方が幅が大きい
―と、去年の夏の終わりから秋口にかけての
大暴落を夢に見るのだ。
相場は(大阪で)七月限が六千九百五十円。
八月限が七千三百五十円。
九月限の七千六百四十円を抜くようなことになると、
それから市場が割れるような
沸騰場面が到来して新穀二本は二万一千円である。
問題は、店の懐は総体に買われているこの大衆の
買い玉が利食いに向かったあとどうなるか。
時と場合では、
それから玄人が強気に転換するのではないか。そ
うなれば二万一千円では止まらず二万五千円だ。
目下のところ作況は全道平均七分作。
帯広は、だいたいあきらめムード。
中間地帯に弱気は期待しているが、先はまだ長い。
線型は12月限の二万円丁度と
二万七百三十円が目標の急所になっている。
警戒心強く利食いが早いだけに
買いはまだ間に合うスケールの大きい相場だ。
暴落を怖がっている必要はない。これからが相場だ。
●編集部註
強気相場はつまらないくらいが丁度良い。
そう判るまで時間がかかる。
罫線にまみれて暮らす事で実感する真理。
得てして吹き上がる相場は長続きしない。
そう判っていても曲がる悲しみ。
【昭和四九年七月二四日小豆十二月限大阪一万九四四〇円・一六〇円安/東京一万九四〇〇円・一八〇円安】
8月2日てんこ盛り ポジション調整一巡しヤマ場 (2016.07.27)
打つ手なし。日経平均一時297円安。引け若干戻した。3ヵ月振り原油先物43ドル割れを受けNYダウ77ドル安、1ドル104円台前半の円高も足かせ。
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ピーク更新し踊り場 名工建設 7月27日 (2016.07.26)
ビジネスチャンス続く
100年に一度のプロジェクト
名工建設(1869)は一服。直近3期大幅にピークを更新し踊り場。依然、ビジネスチャンスが続いている。鉄道関連受注が高水準なうえ、日本郵便と共同事業の「JPタワー」が来年4月全面稼働。
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