証券ビュー

絶好のポジション 太陽化学 11月29日 (2016.11.28)

ピーク更新続く見通し 
収益に影響与えるマイクロ波導入 
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太陽化学(2902)は連結堅調。円高をしのぎ計画線の折り返し。通期ピーク更新が続く見通しだ。市場変化に対応、販売強化、品質管理の維持・強化など懸案6項目の取り組みによるもの。

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「埋火に酒あたたむる霜夜かな」 桃隣 (2016.11.28)

昭和の風林史(昭和四九年十一月二七日掲載分)
積極性がない 怠惰無関心市場
ぬるま湯につかっているみたいな小豆相場が続いている。
怠惰、無気力、無関心そのものだ。
「埋火に酒あたたむる霜夜かな 桃隣」
毎日同じようなことを書いているみたいだ。
相場が同じようなところで
押したり突いたりしているからそれも仕方がない。
商品市場の人気は毛糸に集中して久しい。
しかし、この毛糸も取り組みの面などから
限界に来る日も近いと警戒気味だ。
毛糸の先物市場に対する世間の風当たりも無視できぬ。
毛糸が、なぜ今のように人気を集めているのか、
この事を穀取関係者、
あるいは商い低調で閑になっている取引所当局者は考えてもらいたい。
市場が大きい事。相場が大幅に動く事。
証拠金と手数料が委託者に手ごろな事。
商品セールスがお客さんに勧誘しやすい事。
取引員が取引所に持っていくお金が他商品より有利な事、
取引所が業者に寛大な事など、いろいろと挙げられる。
ひと昔前までは商品相場の花形は小豆相場であった。
その後は生糸に人気が集中した。
世相にマッチした商品が脚光を浴びるのは当然であるが、穀物が、いまひとつ不人気な理由を業界人は考えてみる必要がある。
早い話が手亡の供用品の格差の問題一ツにしても、その時、その場に応じた対策が必要であろうし、小豆も供給過剰の時と品薄の時では、もっと違った取引所運営が出来てよいはずだ。
取引所当局者の頭が硬直しているから、緩急自在の運営が出来ない。
また、おしなべて穀取の事務当局者は怠惰で無気力である。老齢化という問題もあろうが、人材不足である。それは、とりもなおさず理事長の怠慢と事なかれ主義、不勉強からくるものである。取引所当局は常に有能な人材を確保すべく努力し、また人材の登用を心がけるべきであるが、残念ながらそのような積極性は見られない。
ここ数年、穀取の事務局は、よれよれである。
早い話、穀取は、小豆、手亡のみに頼らず、輸入大豆の商いを再開するとか大納言小豆や大正金時、あるいはアメリカ産ピービーンズの別建てなどを積極的に研究してみてはどうだろう。また小豆の建て値を今の60キロ建てから一キロ建てにするとか、限月を12限月制にするとか方法はいくらでもあろう。
●編集部注
 お上のご意向に楯突くとは不届き千万、とこの当時にこの記事を読んで思った人もいただろう。
 実際、その後の穀取のよれよれぶりを平成まで見ていると、高説ごもっともとなる。
 何事も愛のない処断は衰退を招くのだと感じる。
【昭和四九年十一月二六日小豆四月限大阪一万六七五〇円・三一〇円安/東京一万六六六〇円・四七〇円安】

せいぜい東京五輪まで 間際まであり得ない結果が現実に (2016.11.28)

前週末続伸。日経平均一時149円高。後場利食いをこなし引け戻した。先物の円買いポジション巻き戻しとみられる、再三述べた自律反発1万7991円、中間反騰1万8425円を突破。

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「河豚喰うや短き命短き日」 虚子 (2016.11.25)

昭和の風林史(昭和四九年十一月二六日掲載分)  
師走上伸必至 売り次代終了す
手亡という隣家の災難に
巻き込まれたような小豆相場だった。
既に小豆は立ち直ろうとしている。
「河豚喰うや短き命短き日 虚子」 

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1万8640円に挑戦 打つ手をなくし引っ込みつかず (2016.11.25)

祭日明け堅調。日経平均6連騰に対しTOPIX10連騰。ともに後場高値をつけ出来高、売買代金が増加した。休場中、NYダウが3日連続最高値を更新したほか、米長期金利一時2.4%台。

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