3Q好調巻き返し 中京医薬品 12月28日 (2016.12.27)
再びグループ一丸に
お客と苦楽を分かち合う生業に共感
企業HPご案内 前回の企業レポート
中京医薬品(4558・JQ)は巻き返し。需要期の3Q好調。あく抜けした。従来の健康と幸福増進のほか人づくりに手ごたえ。グループ一本化によるものだ。
>>続きを読む
市場でも理外の理続出 個人が買い越すまで適応あるのみ (2016.12.27)
週明け模様眺め。日経平均の日中値幅46円。大半見送られた。円安が一服した上、26日NY・ロンドン休場。27日年内受け渡し最終とあって東証一部の値上がり848(値下がり1040)。11月8日以来、売買代金2兆円割れになった。
>>続きを読む
2017年運気好調 トランシー 12月27日 (2016.12.26)
数年後連結ピーク更新
堰を切った230億円の設備投資
企業HPご案内 前回の企業レポート
日本トランスシティ(9310)は攻勢。堰を切った230億円の設備投資。戦前戦後を通じ3度目のビジネスチャンスを迎える。中期計画(2014年4月~17年3月)の最終年度。ピッチが上がってきた。
>>続きを読む
昭和の風林史(昭和四九年十二月二三日掲載分)
慚愧また慚愧 歳末に後悔せり
本当の事を言って、まったく相場が見えないのである。
一寸先も見えない。どうしたもんだろう。
「紙を漉く戸に水青し吉野川 木國」
各商品次次と当限納会が終わって
28日大納会まで正味一週間になった。
下関、小倉、博多と九州を回ってきた。
相場のほうは18日の安値で底入れ型であるが、
下げ過ぎたと見られる分だけ戻すのであろう。
小倉の西田三郎商店の中村太蔵氏が
『ちかごろさっぱり風林の記事が冴えない。
昔のように読む者をしてピリッとさせる記事を
われわれ風林党は期待している』と、
手厳しいお叱りを受けて帰ってきた。
そうしたら田山の山本博康先生から
『どうだい』とお電話がかかってきた。
『原稿が済んだら、お昼でも一緒にどうだい。
小生本日は、まったくなんの予定もない。
師走忙中の閑。一盞やろうと思う。
実はここ両日、君の記事はまったく駄目だ。
察するところノイローゼ気味じゃないか。
相場観はトンチンカンだし。出てきたまえ。
きつく叱りつけてやる。アハハ…。
そういう口実でお酒を飲もうよ。
天婦羅でいいかい』と。
自分では、相場がこんなぐあいだから
強弱だって書きようがないと思っているが、
確かに先限小豆で千五百円下げたのだから、
この相場を見通す事の出来なかったことは
相場記者としては失格である。
このあたりで初心忘れるべからず、
昔のように相場の記事に
心根(しんこん)を傾けないと、
いよいよ墜落してしまうぞ―と自戒するのである。
相場記事は当てなければ駄目だ。
筆者は、強弱原稿を書くのに、
一体どのあたりから墜落しだしたのか反省するのだが、
それがどうも判らないから困る。
友人である東穀の森川直司氏や菊池栄氏に
一度相談してみようと思う。
彼らは、きっと山に登って水をかぶれというだろう。
朝三時、滝に打たれて、一、二時間読経、
そして座禅を組む。朝食は一汁一菜。
その話は以前から聞いているし、一緒に修業を積もう
―とすすめられているが、夏時分なら水をかぶってもよいが、
いまは、ちょうど時期が悪すぎる。
などと、きょうも、うだうだと、
また書いてしまって後悔するのである。
●編集部注
レガシーという大義名分で、
何もかも壊して、立て替えれば
それでいいという問題ではない。
何の話をしたいのか。
昔、大阪の相場街、
北浜一丁目にあった西田三郎商店のビルの話である。
どんなビルか、ネットで検索してみると良い。
【昭和四九年十二月二十日小豆五月限
大阪一万六三九〇円・四〇円高/
東京一万六二八〇円・二〇円高】