証券ビュー

第3次大戦という認識 IoTによる第4次産業革命の番 (2017.02.03)

堅調に始まり反落。後場一段安になった。日経平均一時282円安。引け小戻した。1ドル112円台の円高が主因。新発10年債利回りが0.115%に上昇し逆回転。3日米雇用統計発表、10日の日米首脳会談待ちという。

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「ふつふつと粥わく音や水仙花」 碧梧桐 (2017.02.02)

昭和の風林史(昭和五十年一月三十日掲載分) 
手亡沸騰含み 小豆晩成型
手亡の相場は沸騰したがっている。
S高含みともいえる。小豆は大器晩成型の大相場を暗示。
「ふつふつと粥わく音や水仙花 碧梧桐」 

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不安根強く強い相場 IoTが第4次産業革命の核心 (2017.02.02)

3日振りに反発。後場一段高になった。買い戻しによるもので、鉄鋼や電気・ガス、証券が高い。円高一服に日銀のETF買いも手掛かり。前日の全面安、下値模索が姿を消した。

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strong>投機の車軸が 大回転するのだ (2017.02.01)

昭和の風林史(昭和五十年一月二九日掲載分) 
投機の車軸が 大回転するのだ
投機の車軸が大回転しだせば
ピーであろうと手亡であろうと豆から火が吹く。
小豆だってそうだ。
「鶯や薮の中には去年の雪 子規」
小豆相場を見ていると、下げていくという感じは受けない。
手亡が(ピービーンズが)足を引っ張らなければ
50万俵のタナ上げで舞い上がった相場である。
考えてみれば、いま小豆が手亡に引っ張られていることが、
先に行って大相場を展開させる原動力になるように思う。
大器晩成型とでもいうか。
作付け面積の大幅な減反。これは見えている。
従って生産者も天災期の大相場を狙って現物を抱いている。
天佑を保有し現物を保有するのである。
思えば昨年七月の一万九千円台の相場。
あの時でさえ生産者は大挙して売らなかった。
ということは、小豆の流通機構が昔と違って
変革していることもあろうが、
生産者は、懐にゆとりが出来、
気に入る値が出るまで換金を急がない。
ホクレンの50万俵タナ上げもさることながら、
生産者の換金を急がない現実は、
ゆうに50万俵以上の実質的なタナ上げといえよう。
俵は幾万ありとてもそのうちの
百万俵が凍結されている現状を見ると、
消費地は、どこかで極端な品ガスレをきたすだろう。
早や二月。七月限は天災期の限月である。
天候相場は、つい先ごろ終わったような気がするが、
月日の経つのは早いものでもう天災期限月が建つ。
目先的に、先限の17日の高値(大阪七千二百九十円)を
抜けば、倍返し七千九百円の相場である。
新値一本、二本、三本と押して
23日寄りで押し目を終わり、再び疾走の態勢にある。
この事は、手亡と言うお隣りの相場を気にしながらも、
小豆は小豆という自尊心を小豆が持とうとしているあらわれで、
そうだ、Pがなにさ。手亡がなにさ。
小豆は相場の花形じゃないか。
歩兵の本領は散兵戦、散兵戦の花は機関銃。
小豆の本領は天候相場。
手亡にしてもピービーンズを渡されたら
処分出来ないなどというが、
投機の車輪が大回転しだせば、
手亡だろうとピービーンズだろうと証券は証券で、
株券のつもりで、掴んだピーはすぐに
次の手に渡してしまえばよいわけだ。
遠い先に行けばいざ知らず、
相場はこれからという時にグズグズするなといいたい。
●編集部註
 一騎駆けは合戦の華。 
しかし、相手が風車だとドンキホーテとなる。
 勝負時と撃柝一声。
されど後陣が続かなければ、悲しい結末が待っている。
【昭和五十年一月二八日小豆
大阪一万六九一〇円・二〇円高/
東京一万六九五〇円・三〇円安】

日本が最大の受益者 全面安、下値模索に持って来い (2017.02.01)

続落のあと下げ渋り。後場戻りが鈍く引け全面安。下値模索になった。前日S&PとNYダウが年初来最大の下落となり、1ドル113円台の円高、原油先物安、金先物高と交錯。

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