不滿索羅門與台斷交 美拒見總理並重新評
ソロモン諸島、台湾と断交。中国と国交樹立
※ペンス副大統領、17日にソロモン首相と会談[9/16]
新冷戦が始まり世界の枠組みが変わったこと理解できない国が
以前の枠組みでの最適化行動(中台援助タカリ)を取って
失敗したパターンにソロモン諸島はなりそう。
ソロモン諸島の国民は台湾友好を望んでるのに、
政治家が中国からワイロをもらって勝手に決めたと賛成してないらしい。
見落とされがちなのがソロモン諸島の地理的条件では
台湾より南鳥島の方が近くなるというEEZ関連での日本への海洋資源侵害。
カナダ、オーストラリア、ニュージーランドは英連邦系譜国でとりわけ中韓の移民が多い。
パプアニューギニアの島での中国による港湾整備を阻止しようとオーストラリアは動いてる最中。
ソロモンで港湾整備インフラ借金からの地獄が始まるのはこれからだろうか。
しかし、オーストラリアだけであの辺りの対応をするのは厳しい。
しかもソロモン諸島と台湾の外交関係を邪魔してきたのはオーストラリア政府で、
豪州政府がソロモン諸島警察官の台湾での訓練を中止させていた経緯がある。
悩ましいのあソロモン諸島首相が「台湾は役立たず」とコメントした理由について、
台湾は豪州の主権侵害にきっぱりとした対応ができないから、と述べていたこと。
台湾と断交して中国と国交を樹立したばかりのソロモン諸島にある地方政府が、
小さな島全体を貸し出す合意文書を、中国企業と交わしていたことが明らかになった。
経済開発が念頭にあるが、中国が軍事目的にも使うのでないかという懸念が、
豪州などから出ているとAFP通信などが伝えた。[9/23]
合意文書を交わしたのは、同国にある中央州。国交樹立の翌日にあたる9月22日
中国森田企業集団(本社・北京)と署名した。文書は、同州にあるツラギ島全体と
周辺の島々を「経済特区」の開発用に貸し出す用意があるとの内容で、
石油・ガス事業などで使うことも考えられるとしている。
中国がソロモン諸島を欲しがるのは地政学から見て戦略の要だから。
中国は日台で結んでる防衛線を無視して太平洋に進出できるようにと
日米印豪のセキュリティダイアモンド構想に楔を打とうとしている。
台湾、フィリピン、インドネシアのどれかを中国が得ることで
オーストラリアとのシーレーンを分断して米豪を真っ二つに切り崩すつもりらしい。
中国がやってるのは、金にもの言わせて港湾整備や都市開発に参入して、
返済不能に追い込み没収しては中国所有の拠点にする領土侵略。
第一列島線に添って太平洋を囲む形で拠点作りするのが目的なので
1番欲しい拠点が台湾だが、台湾が一国二制度を拒否したため、
中国は台湾と交流のある国々を脅して交流を止めさせ、
台湾を世界から孤立させる作戦も同時進行でやってる。
ソロモンの軍事基地化、ニューギニア進出と聞くと、
日本人として心穏やかざるものがある。
ガダルカナルに眠る英霊よ。彼の地に平穏を。