反転半年休むも相場 アベノミクスにゆすり、たかり (2013.05.02)
昨年11月反転し半年。GWの谷間とあって高安まちまち。個別に賑わった。主力は円高が足かせ。バイオも人気集中の反動が玉に瑕。持て余したホットマネーが中小型の材料株を追い回した。2日も前引け、後場寄りをピークに利食いが尾を引きそうだ。1日述べたように、7日から17日にかけて決算発表一巡。企業は円安に慎重で、これまで上方修正に織り込み済み。主力中心に出来上がっている。このため、売りに分がある。しかし、マッチポンプ。円ドル100円のガードが固い一方、4月15日1355ドルをつけたNY金先物の調整半ば。3日発表される4月の米雇用統計も決め手にならない。財政の崖が影を落とし、政府系機関の経済関連統計に状況の悪化を隠す傾向が目立つという。ひところ起死回生が伝えられたシェールガス然り。実用化8年、米国には30ヵ所主要なガス井があり、3年採取すると事実上枯渇。毎年3、5割新しい井戸を必要としている模様。北朝鮮のミサイル挑発、ボストン爆破事件、4月30日終わった米韓軍事演習などアベノミクスにゆすり、たかりの印象。既得権者が緊張をつくり出して株高を演出。お手盛りしているようだ。2月に英国の中銀がFRBの量的緩和についていけず脱落。英米の中銀が別々の道をたどっている経緯が興味深い。最近値頃感から金地金の人気が再燃しているのも怪しい。さらに買われ、在庫切れになると取り付け騒ぎも考えられる。しかし、既得権者にとっては願ったり叶ったり。追加緩和でジャブジャブの新札を担保に金先物売り。笑いが止まらない。価格決定を彼らに握られ、相場から流れをつかむほかない。よりによって、4月29日「主権回復の日」。占領下、閣僚人事や国の予算、法律もGHQの意に反して決められず言論統制もあった。当時の新聞も指示に従って書いた。今日まで続いているという。前日、甘利再生相(63)がTPP交渉参加について「大事な部分はほとんど決まっていない感じ」と述べたが、とっくに決まっている。本当のことをいえないだけだ。相場でいうと、黄金分割が決め手。円高、原発、笹子トンネル、人間でさえ40、60年が大きな節目。1日■■■■■■(****)2380円が最大の関門と述べた通り。日経平均も同様、4月25日1万3974まであり出来上がった。利食い千人力。休むも相場である。
日経平均は1日61円安。1万3799円の引け。東証一部の出来高30億6700万株、売買代金2兆4100億円。直近4月25日の45億9700万株、3兆円をピークに落ち込んだ。6月物が40円安で寄り80円安の1万3880円引け。調整とみて差し支えない。■■■■(****)が商いを伴って7万円割れ。黄金分割で6万8300円が目安。再び拾うところだ。吃驚したのが■■■■■(****)。5190円を高値に4230円引け。昨年12月21日706円を振り出しに大化けした。大震災から2年、動き出した液状化対策のシンボル。設立が08年6月25日で5年足らず。■■■■(****)にも御鉢が回ってくる。■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)見送り。■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)出遅れ。■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)然り。■■■(****)の出直りが注目される。お詫び 製作担当者が2〜6日不在のため、GW明け7日再開の予定です。(了凡)