5月がクライマックス 戻りの鈍いNY金先物気懸かり (2013.04.23)
週明け全面高。主力中心に堅調。日経平均が11日の年初来高値を更新した。事実上、G20でドル100円、ユーロ130円の円安を公認。川重と三井造統合が伝えられ満更でもない様子。しかし、15日1355ドルを安値に戻りの鈍いNY金先物が気懸かり。米国時間26日午前、1〜3月GDP速報値が発表される予定で、年率換算3%前後といわれるだけに3連休明け波乱含み。1200ドル前後も考えられる。16日述べたように、■■■■■■(****)1040円が目安。サイドビューの森羅万象「異次元世界の相場」をご覧になるとよくわかる。17日ロイターによると、「金地金を買っている人はアベノミクスがひき起こす円安、物価上昇、財政破綻を懸念している」(田中貴金属)という。事実に違いない。4日にマネタリーベースを130兆円から2年で270兆円に拡大すると発表した黒田節。金地金相場にヒビが入り、もはや従来の学説、経験則のほか常識も通用しない。前週、旧王家グループが紙切れになりかかったドル、ユーロ、円を売り、現物を買うためゴールドマンを窓口に金先物を叩いたと述べたばかり。26日二段下げとすれば、23日以降■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)にも影響が出るため買い下がり。日本製の純金が正真正銘シックスナインと聞いて驚くな。30年続いた欧米債券金融の限界に日本も追随。2014、15年の消費税引き上げが駄目押し、止め。外資の国債先物売りを浴びて底が抜けるというプログラム。引き上げ1年延長を加味して大半読まれていることも事実。TPPで露骨になったが、米国の場合、国益より企業の利害が目に余る。日本の民間企業が270兆円の現預金を持ち、2年後黒田節の賞味期限に備えているのと大違い。週末NYダウがGDPを好感して高値を更新し、来週明け日経平均に跳ね返るとすればよし。ひところ2000、3000ドル説を流したゴールドマンが金先物に弱気を唱えるのと対極。まだ入口の黒田節に出口を悲観して匙を投げるな。旧王家グループの対立も伝えられ、プログラム通り進むと限らない。彼らが見込み通り現物を手に入れると金先物が上がる。つまり、異次元の相場。説明がつかず筋が通らない。相場の神様が降りてきて場味で見破るという。GW前後、好決算発表が続出するとみられ利食い千人力。大回り3年だが、5、6月逆の目も考えられる。
日経平均は251円高。1万3568円の引け。東証一部の出来高44億1900万株、売買代金2兆7900億円。6月物が220円高で寄り190円高の1万3560円引け。再び先高感がうかがえる。ブロック経済の再来といわれるTPPに物怖じしていない。22日述べた■■■(****)、■■■■(****)、■■(****)など中央突破。■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)に見どころ。■■■■■(****)、■■■■(****)も水準訂正に入った。■■■(****)Oをモルガンが9.5%取得。7.75%から買い増している。このほか■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)など高値更新が見込まれる。医療が国策の成長産業に指定され6月に発表される。5月以降農業の規制緩和を見越し■■■■(****)、■■■(****)も順次利食い千人力。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****) を新規入手した。5月がクライマックスに変わりない。(了凡)