神の見えざる手 2013年04月18日 (2013.04.18)
レッセ・フェール。仏蘭西語で成るにまかせよ。
日銀は神様にはなれない。手がハッキリ見えてる。
てのひらに落花とまらぬ月夜かな 水巴。
荒れた相場が続いている。まだ続こう。
日銀の支配で、流動性がなくなったと。
我々は、一般大衆を排除してプロ化を進めた商品市場で、
その後の衰退を見てきた。
プロは、流動性がなくなった市場には寄り付かない。
そのあたりをお上は理解してらっしゃらない。
円債市場が
世界のグローバルマーケットから除外されるということに。
日本の円債は、お上から管理されながらもここまで上げ続けたが、
どうやら、異次元緩和で天井を打ったようだ。
債券バブル崩壊が既に始まっている。
債券価格が下落すると金利が上がる。
金利差拡大で買われたドル円も、反転して円高になる。
今度は悪材料がドンドン出てこよう。
反転、反転。そのうち、良くわからなくなってくる。
相場の神様が降りてくるのは、そのときか。
さて、金が大きく下げたが、
ここからは戻しては売られ、戻しては売られの局面に入ろう。
NYは、1500㌦近くまでは戻るかもしれぬ。
ただし、そこで行ったらまた売られる展開か。
1250㌦あたりが、一つの目処となろう。
帰ろうかな、帰るのよそうかな。
波に乗れれば幸せで、
ぐずぐずしてるうちに、売れば上がって、
買えば下がる人も出てこよう。
ついつい両建てをして、股裂き玉の出来上がり。
見切り千両、無欲万両とは名言だ。