資本主義最後のバブル 米ドルを日本円と交換する相場 (2013.04.17)
前場売られ後場戻した。NYダウ、金先物安を吸収し円安に振れたため。しかし、引けが甘い。逆回転半ばの感触。戻りが鈍いと再び売られる。北朝鮮の挑発、中国のGDP、ボストンで2度爆発など遠隔操作と受け取れ、急所を外し小出しの印象。15日一時1355ドル(146ドル安)をつけたNY金先物が外資の本音とみられる。16日■■■■■■(****)、■■■■■■(****)も急落。前者は1040円が下値の目安と述べた。調整が一巡すれば押しの倍返し。2000円相場に跳ね返る。タングステンに金メッキ、バーチャルマネーの米ドルを、シックスナインといわれる金の延べ棒、リアルマネーの日本円と交換するためだ。米国は1971年ニクソンが金とドル交換停止を発表。4月4日の黒田節を待っていたという。コンピユーターマネーといわれる米ドルが付加価値の結晶といわれる日本円と交換されるのが今回の相場。資本主義最後のバブルが日本にやってきた。受け売りだが、日本は当分の間、米国のいう通り国際政治の舞台で振る舞う運び。インフレ、バブル経済に巻き込まれ、再び谷底に突き落とされるシナリオ。石原慎太郎の尖閣騒ぎからスタートしているという。事実、安倍首相(58)の保守的な外交政策と国民の間で中国に対する懸念が増大し、米国にとって「日本を取り戻す」のに願ってもないチャンス。米国はこの機会を利用し重要な目的を実現したい模様。一例がシーレーン防衛、米国の安全保障に必要な防衛支出の増大。改正手続きを定める憲法96条の改憲発議もこの一環という。首相と日銀総裁は米国から過激な国債、円の増刷を迫られ、QE3後米国に対し金融支援を強制されているが、日本にとっても20年デフレを返上し復活のチャンス。96年以降、米国の圧力によって名目経済成長が困難になった憂さ晴らし。2013、14年デフレ経済から劇的に好転する見込み。米国が背に腹は替えられず、日本の復活を許すところに追い込まれた。政府も首都圏一等地に保有する資産を売却。財政赤字の圧縮を目指しているという。このため、バブル形成に手を貸し引っ張る意向。米国は今後も必要に応じ日中韓、北朝鮮を通じて緊張をつくり出し、ドル本位制に伴う既得権を確保したいようだ。市場は一部で米国の催眠術から目覚めたが、大手メディアのめくらましが続いている。
日経平均は16日54円安。1万3221円の引け。一時271円安まであった。東証1部の出来高43億5900万株、売買代金3兆4400億円。6月物が380円安で寄り30円安の1万3310円引け。もう一度振ってくる引け味だ。円安一服がするとバイオ。レギュラーの■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)などタフになった。■■■■(****)は三角もち合い。振ってくれば買い増し。■■■■(****)が動き出した。16日明らかになった防災科学研究所の報告が手掛かり。東日本大震災の結果、関東の液状化が東北の4倍になり、地盤改良の早急な対策が必要という。同社もわかっており5月14日の決算発表にかけて人気化。新年度5円配当が予想される。新規は■■■■■■(****)と■■■■■(****)を入手した。佐渡沖で石油、天然ガスの試掘が始まった。国内最大級といわれ、出ると面白い。(了凡)