病葉(わくらば)流れしその手前 2013年04月12日 (2013.04.12)
花見が、葉菜見になり、洟身となる今日この頃。
花冷えや猫もくしやみをとばしけり(喜美)。
金融界では国内外問わず、
黒田と喧嘩するな―が、合言葉とのこと。
異次元緩和、常識外の緩和に対して、
もはや、経験則では図れない世界がやってくるのではなかろうか。
アメリカと日本が世界にお金をばら撒く。
そのお金が、やがて新興国や途上国に流れ、
バブルの川が育ちゆく。
ゆく川の流れは絶えずして元の水にはあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、
たまゆらのうちに消え往くさだめなり。
されど、それはまだ、先のことであろう。
新興国の株が上がってくるまでは、国内の株式はまだまだ上がろう。
円も安くなり、国内商品も上がる。
今は、常識外の相場についていくだけ。
あれこれ考えると、この相場についていけぬ。
日経平均の月足は押し目を入れずに上伸。
何かのショック安で下がれば、買っておけば良い。
それが初押しになろう。
国内は、ゴム相場が出直り。
月足でみると、およそ一年半かけて逆三尊を形成した。
右肩形成が終わって、これからの相場。
先ずは年初来高値を取ってくれば、青天井相場になる。
そうなるには、何か要因が必要だが、
北朝鮮とアメリカ、韓国は一触即発の状況である。
イランとイスラエルもどうなるか。
ここは名代の一触即発の老舗。
第三次中東戦争が勃発したとき、
軍事物資のゴムが買われ高騰した。
このとき、総合商社が先物市場に乗り込んで、
こぞって買いに走った記憶がある。