証券ビュー

アンコール伊勢町

ええじゃないか相場 政府と権力者が市場乗っ取る (2013.04.15)

前週末、国内外で円安一服。利食いが目立つ。ドル100円、ユーロ130円の一里塚。NY金先物の急落もポジション調整とみられ、日経平均は大引けSQ値1万3608円を下回った。しかし、原子力規制委員会による新基準が原発再稼働の思惑を呼び電力株が軒並み高。しばしば拾う神が現れる。日銀が4日、マネタリーベースを130兆円から270兆円にすると発表してから異次元の相場、欧米と同様に日本のマーケットも市場機能を失った。昨年9月FRBが毎月4.5兆円不良債権を買い取ると述べたQE3に次ぐもの。日本は国際金融資本の圧力で4兆円から7兆円に嵩上げ。持っている玉を大半曝け出しアンカーになった。半年、1年後に反動がきても玉不足といわれ、4〜6月、7〜9月にかけて短期決戦。円が国内外に流れ出している。米国では日銀の黒田総裁(68)を山本五十六(享年59)にたとえ、一部でミッドウェーの再来と驚きの声。竜頭蛇尾、勝算1割というから穏やかでない。当日10年債利回りが一時0.315%になり、直後0.6%台に戻したのは国際金融資本の買い戻し。痛い目を見たという。これまで大手メディア、格づけ会社、日本の財務省と組んで公的債務がGDPの倍以上、国債暴落説を煽ってきたが諦めた模様。それどころか、日本は米国債を簿外で1000兆円持っているといわれ、大震災後来日したヒラリー前国務長官(65)が、菅元首相(66)に1000兆円棒引きを迫ったエピソードを思い出した。実に不届き千万。今回日銀が導入した量的・質的金融緩和は事実上QE4に相当し、市場が政府と権力者たちに乗っ取られたという。皮肉にも前総裁に脅迫を重ね、任期前に追い出した連中が円安株高の主人公。19週連続買い越し、一服して再び買い越した。これから2年、インフレ2%達成を大義名分に大回り3年の日本バブル。米国とコラボでやり切れないが、前世紀の決算相場と考えられ、20年デフレの反動だけに上値も予想以上。昨年11月13日の日経平均8619円をもとに黄金分割で計算すると、1万3900円が当面の関門。飛躍するが2万2500円、2万7800円も延長上に見える。大回り3年が20年分に相当するとみられ、■■■■■■(****)と■■■■■■(****)、■■(****)と■■■■(****)を支柱に据えた。欧米500年の盛衰を中国と日本がどう取り込むか見もの。■■■■(****)にとって4〜6月が小回り3ヵ月。10万円大台突破が初動にあたる。
日経平均は12日64円安。1万3485円の引け。東証一部の出来高45億6500万株、売買代金3兆6500億円。6月物が40円安で寄り10円高の1万3500円引け。北朝鮮のミサイル挑発に拘らず小休止とみられる。25日から決算発表が本格化するため、個別にふるいがかかりそうだ。12日紹介した■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)をマーク。新規に■■■■■(****)、■■(****)、■■■(****)を入手した。■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、それに■■■(****)も決算発表待ち。■■■■(****)、■■■■■■■■(****) 然り。6月にかけて政府が成長戦略をまとめるため、5月一斉に水準訂正が見込まれる。キプロス発の預金封鎖棚上げ。15日からええじゃないか相場が始まる。(了凡)