4日にも反発の気配 4~6月のGDPがポイント (2013.04.03)
円高に振れ続落。ドル92円、ユーロ119円の攻防。買い戻し一巡後も安い。外資がキプロスや北朝鮮をネタに緊張をつくり出し、為替と株で鞘を抜くマッチポンプの印象。彼らは売るために上げ、買うために下げる。国内勢はせいぜい追随。昨年11月14日から3月21日まで一本調子に上げ、日経平均で45%急騰しただけに値動きが荒い。しかし、■■■■(****)が6万7000円で引け、4日にも反発の気配。9日に3月の議事要旨が発表され、26日再び政策決定会合があるため、新総裁が4~6月花咲か爺と述べた。後日紹介した■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)が高いのもわかる。リフレ(通貨再膨張)が相場の口火となり、期待と現実を巡りシーソーゲーム。8月に発表される4~6月のGDPがポイント。四半期対象でナンセンスだが、今年10月消費税引き上げを決める上で「景気条項」といわれる制約条件。1~3月に比べ何%伸び、減ったか。首相が年率表示の経済成長率を見て最終判断するという。13兆5000億円(GDPの3%)にのぼる巨大増税。7月の参院選を踏まえ、13兆円の補正予算がGDPを嵩上げ。高い数値が予想される。しかし、95年から四半期成長率を見ると波が大きく、1四半期のみ高い数値が出ても連続性がない。仮に強行し最終決定すると駆け込み急増。2014年4月以降反動となって跳ね返る。97年の家計調査データによると、駆け込み一巡後3年箸にも棒にもかからない状態が続いた。米国の財政の崖もGDPの3%程度。5月の債務上限引き上げと勘案し悩ましい場面。1日、米シェールガス会社が生産過剰による値崩れで破綻。価格が08年をピークに3分の1といわれ唖然とした。日本は20年よくデフレを凌いだ。米国はIT,住宅バブルの反動を含めリフレ一辺倒。常に「好況」をつくり出し副作用を先送りしてきた。このため、債務上限引き上げの有無に拘らず緊縮財政の執行待ったなし。薄氷を踏む状態が続く。欧州も懸案山積の中で9月ドイツの総選挙が焦点。同国民がユーロ圏の財政負担を拒否すると厄介この上ない。参院選から2ヵ月後、今から半年後のことだ。
日経平均は2日131円安。1万2003円の引け。東証一部の出来高37億7000万株、売買代金2兆5100億円に回復。6月物が130円安で寄り150円安の1万2030円引け。出来高12万枚を突破。1年8か月ぶりといわれ底入れの前兆とみられる。■■■(****)をはじめ■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)も値幅整理完了。あく抜けした。既報の■■■■■(****)、■■■(****)、1日紹介した■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)よし。新たに■■(****)、■■■■(****)が面白いという。 ■■■■(****)は221円高値引け。明らかに手が入っており、5月14日の決算発表が新たな手掛かり。■■■■■■■■(****) は15日の予定。補正予算13兆円にアンカーボルトが入るとみられ送り込んだ。証券業界は極端な市況産業。成功例を真似るのではなく失敗例に学べという。逆をやれば成功するためで、常に謙虚で学ぶ気持ちが大切。何より根拠が第一という。例えば、■■(****)と■■■■(****)は原発事故の所産で送り出したもの。目下、■■■■(****)にはまっている。(了凡)