疾風怒濤の相場 2013年03月21日 (2013.03.21)
春風や闘志いだきて丘に立つ(虚子)
というが、山がつくだけで、風は嵐へと変わる。疾風である。
春嵐屍は敢えて出でゆくも 波郷。
お天道様は、加減というものを知らない。
朝晩が、ほんの少し寒いくらいがちょうどよかったとおもう。
いきなり、春真っ盛りのような暖かさ。暑い。
薄着の女性を見るのは、目の保養になるので、これでおあいこか。
さて、円高、円安に振り回される市場だ。
国内商品市場も、円安で上げ、円高で下げる。
昨日の敵は、明日の友。
為替だけを見ておればよいのだが、
その為替が乱高下するから、判らんようになる。
為替は円安である。水星逆行も終了したので、
ここからは霧が晴れた相場なる。
相場の波動は、押しの倍返しが基本。
ドル円は、高値から2.5円ほど下げたので、
94円から5円幅以上を騰げよう。
こうなると、国内商品は何もかも上がる。
白金は500円幅で下落したので、4750円から1000円幅の上昇が見込まれる。
ゴムもよく落ちたもの。ここから130円以上、騰げることになる。
東京金は、三月の安値から、800円幅の上昇。
ガソリンは9000円幅押して、
18000円幅の上昇となれば91000円あたりが最初の目処になろうか。
その内、世の中、景気回復で騒がれ、10万円になるだろう。
庶民は、ガソリン高、物価高で苦しみ、
こんどは円安反対論が出てくるかもしれない。
しかし、元には、もう戻らない。