証券ビュー

アンコール伊勢町

日銀新総裁やる気満々   2年で結果が出ると大回り3年 (2013.03.21)

打って変わり急反発。19日買い戻しが広がった。ユーロ圏のキプロス支援に目途。再び円安に振れたためで、20日ドル95円、ユーロ122円が中心値。事実上、日銀新総裁歓迎相場になっている。現在、ドルの全供給が2兆ドルに対し円のそれは140兆円。140兆円を2兆ドルで割ると1ドル70円。あと60兆円増加すると100円。昨年11月の80円割れから100円まで円安が進むと、自動車や電機など収益が2割拡大するという。これまで新総裁の発言を要約すると、デフレ脱却は日銀の責任。2年で物価2%を実現、国債購入を短期から長期、毎月一定に2%達成まで無制限緩和。本人がやる気満々だけに、株のほか債券も高い。2年で結果が出るとしても大回り3年に相当するわけで、それを日本のバブルとすれば阿波踊り。踊る、踊らぬを云々するなら見ているがいい。レーガノミクスの現代版アベノミクス。円安と財政政策が高橋是清の蒸し返しという。金本位制停止による円安で輸出を促し、日銀の国債買い取り、引き受けによる積極財政が2本の矢。3本目の成長戦略が軍事予算に回り加熱した景気を冷やそうと緊縮予算を組んだところ、予算カットを恐れた軍部2.26事件で是清を暗殺した。今回、国が成長戦略に口出しする必要なし。円安株高で景気が持ち直し、世間にお金が回れば民間自ら動く。国や自治体は耐用年数がきて待ったなしインフラ更新が先決。余計なことをするな。米国が欧州と一線を画し、桁外れの不良債権を抱えて日本を「連結対象」に取り込み、TPPでも睨みをきかして円安株高を演出。インフレに持ち込もうと虎視眈々。背に腹は替えられず日本のバブルが不可欠とみられる。一方、世界不況の震源が中国という声もある。尖閣日本と対立して以来失速。在庫調整、不動産高騰、大気汚染、多発する暴動など16日の全人代、新体制も前途多難。習主席(59)は中華民族を讃え、夢を述べるばかり。莫迦げたスケールで20数年続けたケインズ政策がもたなくなったという。従来3、4割買い占めていた国際商品が暴落の憂き目にある。現在米国の生命線は対中輸出で過去10年5、6倍に拡大。中国の息切れが目立つ。中国がエネルギーや金属資源を買わなくなると、米国の輸出がガタ落ちになるという。幸い日本の経営者は臆病なため、これでもうまく回っているようだ。

日経平均は19日247円高。1万2468円の引け。東証一部の出来高28億3900万株、売買代金1兆9400億円と上げた割に物足りない。年度末の換金売りが一巡したという。6月物が200円高で寄り250円高の1万2420円引け。上昇トレンドに変わりない。■■■(****)が32万3000円の引け。21日以降日々公表という。15日から3営業日連続信用規制基準に該当するもの。しかし、野村系のSBIが2日から増担保規制53%、内現金20%を適用。初回は買い方に分がありそうだ。みずほ証券が39万3000円まで目標を上げた模様だが、10年足を見ると70万や80万円で収まらない。 ■■■■(****)もそうで600円までジリ高。★★★102の元祖でもある。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)も並はずれたスケール。器が小さいとナベに入らない。■■■■(****)が9万4000円まで駒を進めた。10万円を超えるはずだ。■■■■■■■(****)、■■■(****)よし。新規で■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)を入手。売ると買えない相場である。(了凡)