動かざること山の如し 2013年03月15日 (2013.03.15)
NY金相場の罫線は、団子状態になりつつある。
こうなると、動くまでじっとしている他ない。
三月の風が水搏つ木場筏 銑太郎。
さて、NY金。当方は、1500㌦を割れる事はないと見ている。
今は金より白金の方が早いかもしれない。
NYダウが高値を更新中で、アメリカの景気もよくなりつつある。
NY白金は1750㌦を超えてくれば、手が付けられない勢いで上伸するだろう。
東京白金は昨年夏から二段上げを演じた。三段上げがあると思う。
二月高値は10年の高値に僅かに及ばなかったが、
日経も、ダウも、世界の株価が高値を更新中であるから、
白金も追随してくるだろう。
自動車が好調と聞く。
トヨタもホンダも日産も売れ行きが回復。
白金需要が増すのは必然。
既に東京パラジウムが十二年ぶりに高値更新。
世界的な景気回復で、
これから白金とパラジウムが新高値をつける時代。
世の中は陰と陽、作用と反作用で循環。
リーマンショックから欧州金融不安と、
08年以降世界は陰の時代。
しかし、これからは陽の時代。
悪かったものが、全て良くなるのが陽の時代。
あまり下を向いて歩いていては、気持ちも暗くなる。
病気がちにもなろう。
悲観よりは、楽観で生きていく方が世の中楽である。
人間最後は死で終わる。
良寛和尚の言葉
「病む時は病むがよく御座候、死ぬ時は死ぬがよく御座候、
これ病死よりすくわる妙薬にて御座候」。
何事にも、こだわりを捨て、
淡々と過ごすことができれば、何の苦労もない。