証券ビュー

アンコール伊勢町

日本のバブル仕込み完了 貿易収支と消費者物価に注意 (2013.03.14)

下げ渋って始まり後場6月物が一段安。ドル95円、ユーロ124円台の円高に揉まれ主力や値嵩に利食いが目立つ。前週末、NYダウピーク更新、金融庁の空売り規制緩和、内閣府も3QのGDP速報値をプラスと伝えるなどフルコース。銀行、不動産、倉庫まで買っただけに一服。20日前後に日銀新総裁歓迎相場が見込まれ、14、15日陰線を引くと反発も予想以上とみられる。米国サブプライム、南欧に次ぐ第3のバブルが日本。昨年11月14日以降、解散、総選挙、安倍第2次政権を通じて円安株高が足掛かり。これまで外資が4兆円以上買い越し、日銀新総裁就任前に仕込みが完了した印象。彼らが日本を相手に運転資金をつくると決めた以上、12日述べたように大回り3年のバブル顕在化。5月が当面のクライマックスと述べた。旧聞だが、7日共同通信によるとキッシンジャー(89)が自宅で転倒し、NYの病院に5日入院していたことが6日わかったという。関連情報を遡ると、昨年9月27日に米国経済は再生が難しいほど困難な情勢。同10月18日、米軍の内部でクーデターのような反乱が起きている。同11月24日、欧州で地域通貨が使用され新しいユーロができる。2月22日、欧州の国際金融資本がFRBを手放す。3月8日にはロックフェラーが日本を手放すという。要するに、欧米の国際金融資本が追い詰められている模様。米政府も背に腹は替えられず日本頼み。財政の崖とTPPを引き回している。つまり、日経平均を上げないと資金が回らなくなった。このため、今年は落ち、年度替わりが20日前後に繰り上がりそうで来週面白い。今週の野村週報に■■■(****)が紹介され苦笑したところ。みずほ証券に続き野村も商売する気になったようだ。商売といえば、■■■(****)。国策会社の■■■■■■(****)がルーツ。12日に■■■■■■■(****)と資本業務提携を発表したが、多角化の一環で戦略事業。先端医薬品研究用試薬、診断薬の事業化を国内のほか欧米や中国で展開し、資金(3Q連結累計の利益剰余金2762億円)を持て余しているのも事実。2月スイスのバイオ医薬品精製クロマコン社に出資し今年第2弾。双方上昇運、野村が主幹事でスピードアップ。今のところ3月29日44億円受け取る■■■■■■■(****)のインパクトが大きい。倍返し1200円で収まらず、黄金分割で2000円を突破する見通し。癌ワクチンの診断薬も手掛かりで楽しみだ。
日経平均は75円安。1万2239円の引け。東証一部の出来高29億9700万株、売買代金2兆2100億円。6月物が70円安で寄り60円安の1万2200円引け。225は輸出関連に偏っており、バイオや内需関連で水準訂正がうかがえる。■■■■(****)の7万2500円が最たるもの。新総裁の積極的な発言にひきかえ地味な上放れ。まだ初動の域にあり1、2度S高も考えられる。新規で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)を入手した。現在、円安による輸入物価の上昇より輸出メリットの方が大きいといわれ、内需主導だけに異論もあるようだ。3月以降、貿易収支と消費者物価指数の発表に注意。期待一辺倒で現実と乖離が広がると軌道修正。■■■■(****)と■■■(****)が一時金を満額回答しほっとした。依然、5月クライマックスで臨んでいる。(了凡)