5月にクライマックス 大回り3年のバブル顕在化 (2013.03.12)
週明け高い。後場伸び悩んだ。ドル96円、ユーロ125円前後の円安に対し、外資の買い越しが主因。参院の所信表明で「2%に向けインフレもデフレも排除する」と述べた黒田日銀総裁候補然り。寄り前発表された1月の機械受注統計(前月比13%減)が下振れし期待と現実が交錯している。先物が半年、1年後を織り込み、現物の出遅れを循環買い。春一番、寒の戻り、三寒四温のうちに彼岸。27日期限を迎える米議会の暫定予算合意が半年延びると伝えられ高値整理そのもの。昨年11月の安値期日が5月に到来し、参院選を待たず買いパニックも考えられる。相場は期待感の関数で後講釈によらず、経済学で説明しようとしても困難。そもそも科学にならない。金融工学にノーベル経済学賞をつけ、デリバティブやレバレッジ、CDSを噛ませサブプライム、南欧バブルをつくった連中が日本をラストリゾートに第3のバブル。昨年11月14日から初動を形成し、16週連続4兆円買い越したのが2月4週まで。3〜5月第2幕というわけだ。円ドルが95円を突破し、■■■■(****)2457円、■■■■(****)も大引け5000円のレベル。原発事故を受けて送り出した■■(****)556円、■■■■(****)も545円が地相場。ヘッジ対象の■■■■■■(****)1398円、■■■■■■(****)も718円と確り。着実に水準を切り上げている。本命の■■■(****)をはじめ■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、さらに■■■■■■■(****)などバイオ関連の初動も予想以上。アベノミクスで説明できないステップに入り高値整理。新年度明けに備えている。20年デフレの雪解け水が相場の地合いを潤し始めた。今となれば小回り3ヵ月の延長というより、大回り3年の序盤が5月にクライマックスを迎える印象。民主党が7月の参院選で事実上消滅。役割を終えると相場も出来上がる見込み。アストロによると、円ドル90〜105円のレンジ。日経平均1万2500〜1万5300円が目安。NYダウが7月にかけて天井を打つという仮説が次のスキーム。6日から■■■■(****)にこだわるのも、20日以降新総裁のスタートダッシュを見込んだもの。白川総裁のおかげで、信用がFRBやECBよりすっとマシ。CPIが2%になるまで株主でいてほしいと願っている。10万円を突破する見込みだ。
日経平均は65円高。1万2349円の引け。出来高45億8700万株、売買代金2兆8400億円。SQ明けに拘らず高水準。円ドル100円が視野に入った。6月物は50円高で寄り70円高の1万2290円引け。前日述べたように20年デフレの反動。5月か7月60億株程度出来るとみられバブル顕在化。外資がどんなに売ろうと国内勢の買いが吸収。1万5000円どころで記録的な大商いが予想される。前後して輸入インフレも顕在化。混乱を覚悟の上進むところだ。2月に紹介した■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■(****)が高い。■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)などじり高。■■■■■(****)が出直ってきた。新規では■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)を入手。間をとるところだ。■■■■(****)は売り物がよくはまる。5月決戦とみた。■■■■■■■■(****) もそうだが、日銀新総裁を歓迎し、彼岸に繰り上がることも考えられる。(了凡)