市中にお金が回り出す 2015年にかけて大回り3年 (2013.02.21)
一転して反発。先物から持ち直した。欧米の手口とみられ、日本の円安株高に尻尾を振っている印象。財務省が20日発表した1月の貿易赤字(速報)1兆6294億円。前年比10%拡大しドル93円、ユーロ125円の円安。ボックス圏とみられる。小回り3ヵ月、大回り3年。地合い好転を物語るもので、戻り売りをこなし対流活発。半年、1年後実体経済も回り出す見込み。辰巳天井、午下がりといわれ、来年期待と現実の溝を埋める調整を吸収すると、2015年11月にかけて大回り3年。日経平均1万5000円をとらえ2万円も視野。15日述べた■■■(****)8000円、■■■■(****)3000円相場を垣間見るスケール。20年デフレが終わりインフレに転換。輸入品をはじめモノの値段が軒並み上がる。「森羅万象」に出ているが、金や白金、ゴムなど商品もブルー色。こんな強い相場お目にかかったことがないという。欧州の円安批判に対し、円高の時何もいわず、少しばかり円安になると自国通貨安を誘導としつこい。日本の輸出攻勢を恐れる余り、為替でハンディをつけつけないと日本に勝てない。伝統ある五輪のレスリングを競技から外すという。それもこれも日本が強過ぎるから。欧米の気質は何かと文句をつけ相手を不利にするもので、幕末のペリー来航以来変わっていない。上を向いた円ドル相場は簡単に下を向かない。円安材料は後からついてくる。実にさばさばしている。三寒四温を通じてマルセイ銘柄が登場。■■■■■(****)が走りとみられ、18日から第2ラウンド入り。規制がかかり12日から逆日歩を解消したが、再び株不足になりそうだ。主力の水準訂正が一巡し、大手銀で現在1兆2000億円程度の含み益。市中にお金が回り始めたことも事実で個別物色の雰囲気。7月の参院選にかけて資金づくりが伝えられる。かつて証券の仲間だった水野和夫(59)によると、日本は97年以降世界に先駆け長期金利が2%を切る超低金利時代に突入。利子率革命というべき異常事態。世界史の中で過去3回しか起きていないという。受け売りだが、80年代15%といわれた日本の貯蓄率。現在2%を切る水準。貯金できないといわれた米国すらリーマン以降4、5%の模様。理由は生活が苦しいためだ。今の30代は老後を迎えられないという。そこで、相続税廃止の声。不動産市況が上昇し、消費が一挙に回復。富裕層や高齢者の資金が出回る。カナダみたいになくし、米国のように課税標準を数億円に引き上げると追加緩和、財投、成長戦略など無用という。
日経平均は95円高。1万1468円の引け。東証一部の出来高28億2200万株、売買代金1兆8500億円。3月物が110円高で寄り70円高の1万1440円引け。丸味が出てきた。■■■(****)をはじめ、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)堅調。■■■■■(****)■■■(****)、■■■■■■■(****)、さらに ■■■■■■(****)も大相場型。前日述べたように、外資が日本に癌治療を持ちかけたのが引っ掛かる。このほか、15日紹介した■■■■(****)の足取りよし。16万8800円を抜いてくる。回り出したのが■■■■(****)。売り物がよく嵌まりファンド介入の模様。前週の陰線と今週の陽線が強力。1年がかり助走がはじまった。■■■■■■■■(****) は現物沈潜。■■■■■■(****)のようにじり高。新年度から生き返る。(了凡)