上げ渋り下げ渋る展開 手本、見本ともいわれる日本 (2013.02.13)
3連休明け反発。買い戻しが入り一進一退。上げ渋り下げ渋った。ドル94円、ユーロ126円の円安が手掛かり。11日記者会見した米財務次官が安倍首相(58)の経済政策をよいしょ。G20、首相訪米に向けてドル高容認と受け取られた。正午前、北朝鮮の地下核実験が伝えられたが消化難。06、09年に次ぐものでM5.1レベルの人工地震波を観測。後場甘くなるものが多い。前週末SQを巡りポジション調整。日経平均がSQ値と同値で引けただけに一服。小回り3ヵ月に相当し踊り場とみられる。円安を足場に■■■■(****)が2396円、■■■(****)も5050円の高値をつけ御の字。今となれば日本が手本、見本ともいわれる。世界中展望がなく、欧州債務危機現地報告のように、座して死ぬより蜂起を選んだ印象。日本の場合、アベノミクスとリスクの落ちを12日述べた。中国の場合はレーザー照射。日米両政府が一昨年来証拠があったと中国政府に抗議。ものによると、米国側が指導者や軍幹部の持つ海外秘密資産を凍結すると伝え折れた模様。これで尖閣領有権を巡るいさかい下火。今週3Q発表が終わると彼岸にかけて手詰まり。売り買い交錯が予想される。一般的に経済が回るためには規模に見合う資金が必要で、マネーサプライをGDPで割ったものがマーシャルのKといわれる。先進国は平均0.5でGDPの半分マネーサプライがあれば回るが、日本は郵貯を含め2.0と飛び抜けて高い。必要以上のまま冷凍保存され、昨年11月から円安株高で小戻している状態。20年デフレの雪解けが始まった。5月に半年を数え、7月に参院選を迎えることから、首相は12日経済3団体トップに異例の賃金引き上げを要請。円安株高のリターンを迫り参院選を有利に進める構え。アベノミクスの根拠が期待感だけに悩ましい。円安が株高を呼び輸出、設備投資、個人消費に跳ね返るインフレ期待によるもの。昨年2月日銀がインフレ1%を打ち出し、円ドル84円、日経平均1万円大台回復に小躍りしたものだが、4月早々反落。日銀が本気でないことを知らしめた。しかし、昨年11月から米国仕込みのプログラム稼働。財政の崖先送りに不可欠な資金捻出が円安容認といわれる。当時から日経平均、時価総額ともに3割上昇。米国のほか日本も一息ついたように見える。その後のあらましを12日述べた。この儘いくと国債暴落がオチになるが、そうなると限らないのが日本の日本たる所以。いいことも起きる。
日経平均は215円高。1万1369円の引け。東証一部の出来高41億1900万株、売買代金2兆4200億円。3月物が250円高で寄り200円高の1万1370円引け。後場値下がりが増加する一方、銀行や証券など金融株が賑わい伸び切った面もある。久々に■■(****)と■■■■■■(****)が目についた。■■■■(****)が3Q発表。東日本の完工51%増、営業利益も2、3倍で期待をもてる。自重しているところがいい。■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■(****)、それに■■■■■■■■(****) お楽しみに。■■■■■(****)、■■(****)、■■■■■■(****)順調。■■■(****)の逆襲が見込まれるほか■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、さらに■■■■■■■(****)も目を離せない。■■■(****)がダッシュすると出来上がる。(了凡)