小回り3ヵ月底上げ 円安株高引き回しバブル再燃 (2013.01.08)
円安一服。先駆したものから反落。出遅れが買われた。高値で引けた納会、発会を受けたもので差し引き「初押し」。上っ面が暖まり対流が起きている。全体が暖まるまで小回り3ヵ月。1月第3週、節分をこなし彼岸まで射程圏。公共投資5、6兆円を含め12兆円規模といわれる補正、インフレターゲット2%に歩み寄った21、22日の日銀政策決定会合も手掛かり。円ドル90、95円を目安に日経平均の底上げが見込まれる。ニクソンショックから40年続いた円高が昨年11月に終わり円安転換。これが決め手になった。ゴールドマンのリポートで紹介されたように、1ドル80円から10%円安が1年続くと、輸出が6兆5000億円ふえる一方、輸入は4兆5000億円の増加。貿易赤字が2兆円減少するという。その分国内にお金が回るわけで、雇用や収入増をもたらしデフレギャップ解消。90、95円ともなれば来年4月消費税引き上げまでにインフレターゲット2%を実現。米国発、新政権の思惑に叶うもの。3、4Qデフレの最終局面でDIの悪化が響いたところ。来期1、2Q低迷から一足飛びに繁栄の局面に変化。税収増により消費税引き上げ見合わせも考えられる。7日入手した情報によると、昨年12月23日放送されたNHKスペシャル「日本国債」。財務省によるやらせ番組という。盛り上がりに欠けたうえ、やがて暴落(金利上昇)が起きることを国民に脅迫。作為的に放送された模様。米国が日本政府に対し、強制的に大量の米国債を買わせている裏の事情があり、増税に踏み切った旨の真相が抜けているという。見ている人間がいるものだ。新政権は原発再稼働のほか核燃料サイクルに前向き。再処理も引き受けるというから、■■(****)、■■(****)、■■■■(****)なしに収まらない。以前述べたように、米国は日本に無理難題吹っかけるが、稀に合理的な解決を持ちかけ煙に巻く。これまで尖閣、竹島、北方領土など米国の意のまま。敗戦のどさくさにロシアが対日宣戦布告したのも米国の要請という。60有余年マッチポンプ。日本の裏資金を取り込んできたが、今回の円安株高を引き回しバブル再燃。辰巳天井で収まらない。午(うま)下がりで振ったあと、とんでもない大相場が見え隠れ。消耗戦に追い込まれ、持久力を失った方が負けになる。今は難平。半値戻しで外し20年の累損一掃。沸々エネルギーがわいてくる。
日経平均は7日89円安。1万0599円の引け。東証一部の出来高35億3100万株、売買代金1兆8300億円と比較的高水準。3月物が60円高で寄り60円安の1万0620円で引けた。上昇トレンドに変わりない。■■■(****)が高い。寄りに「大腸がん治療用ペプチドワクチン」第Ⅰ相臨床開始を発表。■■■■(****)と一緒に買われた。大腸癌は女性の死亡率1位。男性も2020年2位になるといわれ、米国で3位という。治験終了から製造承認、健保収載まで時間がかかるが、超大型新薬として期待できる。■■■(****)、■■■■(****)が堅調なほか、■■■■■■■(****)も出直り。いずれもゲノム創薬で有望。今でも薬九層倍である。■■■■(****)は9日に取材記事。来期から様相が一変する。■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)は意外と大きい。■■■■(****)、■■■■■■■■(****) も天井が高い。(了凡)