証券ビュー

アンコール伊勢町

日本の資金回り出す 円安から株高、最後に景気上昇 (2013.01.07)

してやったりの年明け。NYが東京よりはしゃいでいた。米「財政の崖」を巡るもので、事実上2ヵ月先送り。何も解決していない。3日発表されたFOMC11、12月議事要旨も、FRBの追加緩和が年内峠と伝えられたもの。強制的な歳出削減が9兆円に対し、来年4月から日本の消費税引き上げが3%で8兆円。その後も2%を控え、米国債で前借りできるわけだ。このためNY発、年末年始のけぞるような株高。解散、総選挙、自民圧勝のプログラム稼働。日本がATM替わり。米国は金蔓を握り再び進駐軍気取り。年内資金繰りのめどがついたという。円安株高に異論ないが、差し込まれたまま腑に落ちず。旧態依然の紙芝居だ。米国の場合、年収3800万円以上が増税の対象。金融システム崩壊に拘らず政府によって資金が守られ格差拡大。中低所得者の減税が続く一方、給与税の減税が効力を失うため、勤労者1人当たり年間最大17万円持ち出し。これに対し、日本は再来年の消費税10%を踏まえ年収500万円クラスで34万円といわれ心外。違和感がついて回る。原発、消費税、TPP挙げて米国の思う壷。自民党の200兆円公共投資も怪しい。既得権者を優先するもの。メディアも同根だけに注意する必要がある。昨年12月、円高40年をはじめ原発、笹子トンネル、人間さえ40年が耐用年数としばしば述べた。維新から40年で日露戦争に勝ち、40年後敗戦。その40年後プラザ合意で有頂天。さらに40年後どん底説も有力。ちなみに、40は黄金分割による収束値2分の1プラスルート5(=1.618)に対し38.2%に与するもの。名刺のように40と60前後の対比が理想的といわれる。相場にも応用され、値幅のほか日柄も有効。昨年12月20日に出た「不連続の日本経済」(若林栄四著)によれば、いい悪いは別として黄金分割を縦横に駆使し日本経済を分析。土日や祝日も1日日柄を消化しているという。きっかけは、円ドル360円から75円まで走り切った円高一巡。2015年にかけて円ドル120〜130円。その後リフレ(通貨膨張)と相俟って株高に拍車。最後に景気上昇が起こるという。20年にわたりデフレの悪循環から抜け出した経済は強力。爆発的リフレが進む。2020年には今までの悲観が何だったのかといわんばかり。一旦インフレ局面に入ると、急激に低迷から繁栄に変化することが考えられるという。米国が蓋をしていた日本の資金が回り始め、マヤの予言、ワンワールド、ハルマゲドン、フォトンベルトなど順延。7月の参院選まで初動ともいえる。
発会の日経平均292円高。1万0688円の引け。東証一部の出来高34億株、売買代金1兆9500億円。3月物が320円高で寄り250円高の1万0680円で引けた。先物中心に大相場型。■■(****)、■■(****)、■■(****)中心。■■■(****)、■■(****)押し目買い。■■■■■■(****)2万円相場。■■(****)、■■■■(****)有望で手に余る印象。■■■(****)に続き■■■(****)も4桁視野。中低位では■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、さらに■■■(****)など買いったくり。■■■■■■(****)よし。■■■(****)、■■(****)なおよし。■■■(****)で300、400円相場。■■■■■(****)は倍々ゲーム。引き締めて臨みたい。大筋で若林説を受け入れているが、「ドルが強くなる」ところまでいってない。(了凡)