時は金なりというが 2012年12月12日 (2012.12.12)
ノロウィルスが蔓延しているそうだ。
休み中はずっと寝てましたでは話にならぬ。
ご用心ご用心。
表裏なき聖樹どこにも燈がともる 波津女。
世の中はクリスマス気分。その後はお正月。
欧米市場に大納会はない。
さすがに1月1日は休場だが、大晦日でも取引所はやっている。
米国は25日、英国は25~26日が休場。
この日以外は通常営業だ。
あとはトレーダー個々の裁量で、好きに休みを取るという寸法。
欧米では、今ごろジタバタと相場を張っているトレーダー達は、
負け組といわれている。
今年、既に稼ぎまくったトレーダーは、
感謝祭のあたりから、長期休暇を取ってしまう。
どこか南の島にでも行って、のんびりくつろいでいるだろう。
昔、日本の大発会はお屠蘇気分だった。今は、そんな余裕もない。
取引所には、振袖姿の女子社員。
前場が終われば酒盛りが始まる。
その頃欧米では、
長期休暇で休養充分のトレーダー達が2日から働いている。
彼らは実に時間の使い方が上手い。
相場は時間だと喝破したのは、
伝説の相場師といわれるギャンだ。
時間に追われて、相場を張るようでは
決していい結果が出ない。
その意味では、もう後がない老人は、
黙って相場を見ているだけがよろしい。
さて、相場は原油が85㌦をストーンと割って、80㌦への流れ。
金は戻り一杯のところにきている。
次に1,700㌦を割り込むと1,650㌦。そこで止まるかを見ておく。
年末、そのあたりがあれば、買っておいても良いだろう。
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