副作用承知の円安株高 相場から学び戦わずして勝つ (2012.12.21)
さすがに一服。今年最大の上げに対し当然の押し。日経平均1万円大台を確保している。目安の1万0265円を目前に反落した。解散をきっかけに見切り発車。副作用承知で動き出しただけに回転が速い。しかし、対流が活発で売り物がよくはまる。このため、反転10週目にあたる来年1月第3週まで強気。その後フルイがかかり2月の節分が転機と述べた。自民党より米国勢が主導権を握った相場。ものの見事に総選挙で圧勝し、19日久々に40億株の大商い。日本に円安株高を送り込み、上昇第2波のシグナルとも受け取れた。小選挙区制になった96年から6回目の総選挙。第1党と得票数、獲得議席の推移を見ると、今回自民党294議席に対し1635万票が最低という。(前回民主党308議席に対し2984万票)。開票ミスが続出し大規模な不正も伝えられた割に目立った違反がなく奇妙な結果。金融庁が14日S&P日本法人に業務改善命令を出し喜んでいると、18日ロイター電でムーディーズが新政権に財政再建、経済成長、社会保障改革など不十分。さらに国債格下げを警告した。副作用承知の円安株高。すでに1ヶ月余り理想買い。来年1月初動が出来上がる見込み。■■(****)と■■■■(****)、■■■■■■(****)と■■■■■■(****)を軸足に駒を進める。しばしば述べる■■■■■■■■(****) と■■■■■■(****)、■■■■■(****)と■■■■(****)など堅調。いい悪いは別として溜飲が下がる思い。19日の韓国大統領選をこなし、22日以降フォトンベルトを吸収すると、来年2月の節分から円安株高第2波。円ドル持論90円を目指す相場と考えられる。米国が目下「財政の崖」なら、日本も2014、15年消費税引き上げ(単年度13兆5000億円)。7月の参院選で雌雄が決まる。考えられる政策に対し理想買いが繰り上がる展開。来年前半、短期決戦に明け暮れそうだ。投票率で27%、全有権者でも16%が自民党支持に回ったのに過ぎない今回冬の陣。批判の多い定数や衆院隷属、二院制無用論など参院選を巡る夏の陣が決め手。相場にとって総選挙が突破口と述べたが、参院選と合わせ二段構え。大政翼賛会、治安維持法の雰囲気が漂っているだけに死闘。人間の目は戦っている時輝くというが、戦わずして勝つのが日本の真骨頂。これから半年、平成のクライマックス。相場から大半学ぶことができる。
日経平均は121円安。1万0039円の引け。東証一部の出来高37億4300万株、売買代金2兆円と高水準。思ったより手応えがある。3月物が90円安で寄り150円安の1万0030円で引けた。売り一巡から切り返すとみられる。■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)よし。取組妙味もある。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)に注目する向きがある。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など財投関連も強い。山梨県の笹子トンネル事故で足場ができた。■■■(****)と■■■■(****)が別格で仕手化の様相。維持、補修、更新を巡る公共投資によるもので、■■■■■■■■(****) が特大相場。来年前半大陽線も考えられる。名証単独の■■■■■■■■(****) も出番。ケミカルアンカーの業界最大手。前日述べたようにトンネル、道路、橋、ダムなど補強、固定、補修など引く手数多。一口つき合ってみるとよくわかる。1日ゆうに50億株できる日がやってきそうだ。(了凡)