大政翼賛会など真っ平 来年2月から7月に二段上げ (2012.12.17)
相場の上では13、14日クライマックス。自民圧勝が伝えられた総選挙、日銀の追加緩和まで目一杯織り込んだ。大商いによるもので17日ポジション調整。19日韓国大統領選、22日フォトンベルトを無事乗り切るところ。14日発表された短観でDIがマイナス12(9月同3)になる一方、正午過ぎ円ドル84円目前となり先物が一段高。結局、下げ渋り上げ渋る結果になった。日経平均を見ると、13日窓を開けて続伸。27億株こなし自民圧勝を織り込んだだけに、14日のSQ値9720円が落ちの印象。しかし、17日結果を踏まえた調整が見込まれ、解散から総選挙にかけて初動が出来上がる。年末年始、フォトンベルトと米国「財政の崖」で折り合いがつかず波乱。てんやわんやと述べた。来年2月の節分が転機とみられる。13日、中日本高速道路によるトンネルの天井不具合670ヵ所。国交省では笹子上下線を除き吊り下げ式トンネル59本のうち14本で延べ120ヵ所。笹子下り線1本670ヵ所に唖然としたが、■■■(****)と■■(****)が高い。需給もいいだけに意外なスケール。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)■■■(****)など刺激しそうだ。解散直後から自民党の安倍総裁(58)が大風呂敷な経済・景気対策を唱え次々手形を振り出したが、新政権による国債増発は財政運営上消化難。追って息切れとみられる。それにひきかえ、未来の党の嘉田代表(62)。「いまの小沢さんは好々爺ですよ」といってはばからず、自民優勢と第三極の伸び悩みにも「他の党が油断してくれれば」と気にとめず強か。何しろ、06年の知事選で相手が自公民相乗り。川上から川下につじ立ち遊説を展開。一人一人大切に語りかけた。最後に「鉛筆持ったらカァーダ」と呼びかけるや、聴衆が唱和してくれるようになった。他党は鉛筆一本の怖さを知らないという。同党最大のテーマが卒原発。3.11以降初めての総選挙で原発ゼロを問わなければ意味がないという。「卒原発は単に原発の問題でなく構造的なものを含んでいる。原子力村は官僚と一部の資本と現制で守られ、この構造を壊すことが官僚支配といわれる政治の仕組みを変えること」という。「マスコミは相変わらず小沢さんの傀儡とか、何故組んだのか訊くが、批判する人たちは小沢さんが怖いんですよ。私は平気。裁判でも随分叩かれてね。小沢ガールズも全部引き受ける」という。私見では小沢は選挙とぶっ壊す名人で秘書上がりのまま政治家になれず終い。しかし、今の自民党レベルで大連立、大政翼賛会など真っ平。新政権も前途多難。7月の参院選後再び総選挙も考えられる。
日経平均は14日5円安。9737円の引け。東証一部の出来高32億6700万株、売買代金2兆4000億円。3月物が40円安で寄り20円高の9760円で引けた。1万250円のコールが人気という。米国はクリスマス休暇を控え実質残り一週間。引きつけて臨むところだ。基本的に貿易収支が赤字に転移し円安トレンド。株高につながるため逆張り。■■(****)、■■■■(****)と■■■■■■(****)、■■■■■■(****)がベース。■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****) 、■■■■■■■■(****) 、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****) も水準訂正。このほか■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など強気。■■■(****)は来年に持ち越し。来年2月から7月にかけて円安を手掛かりに二段上げとみられる。(了凡)