千葉4区が最大の焦点 今、来週正念場がやってくる (2012.12.11)
週明け小動き。買い一巡後見送られた。債券、為替も小幅往来。もみ合いにとどまった。前週末の米雇用統計好転(11月)、NYダウ81ドル高を受けたもので、11~12日FOMC、19~20日の日銀政策決定会合待ち。16日投開票を控え結果次第で14日のSQ,17日もポジション調整。さらに19日韓国大統領選、22日フォトンベルトとめまぐるしい。再三伝えられ追認材料に違いないが、喉元過ぎれば熱さ忘れる。今、来週正念場である。欧米、日本も追加緩和に踏み切る模様で逆張り。総選挙が突破口にしても、その後二転、三転考えられる。最大の懸案といわれる米国「財政の崖」が次第に形骸化。欧州危機同様目一杯先送り。来年12月13日(FRB100年)までもつれそうだ。北朝鮮の人工衛星(ミサイル)打ち上げも尖閣と竹島の延長上。米国が故意に緊張をつくり出し、はち切れそうな武器弾薬在庫をさばくためという。ともあれ、総選挙。千葉4区が最大の焦点になった。地元の野田首相(55)に対し、小沢一郎(70)が送り込んだ未来の三宅雪子(47)が刺客。公示直後「野田首相はシロアリを退治するといってシロアリになった」旨の気勢。受けたようだ。3年前の総選挙とそっくりな情勢である。彼女は解散から1週間後、自民党福田元首相(76)の選挙区に刺客として送り込まれ、わずか1万票差に追い上げた。福田陣営は当初相手にしなかったが、投票日直前雰囲気が一変して慌ただしく動き出し、逆に三宅が注目されたという。関係者によると、今回も似ている。首相は三宅を無視して公務や全国遊説で多忙。いざ動くとしても地元に強固な組織がない。そこで40、50%といわれる浮動票が鍵を握る。前回よりやりやすいという。過去現職で落選した首相がいないだけに、彼女が当選すると歴史的な大金星。首相が比例代表で返り咲いても落選の汚名が残る。ちなみに、首相が調整運で彼女は上昇運。前週の情報によると、彼女の支持が予想以上なら自民党候補者を押し退け、商工業者の票を回せないなら操作しても首相を当選させる動きがあるという。今の米国は本当にそこまでやるそうだ。われわれはこのことを知ってないと駄目。ネオコン・国際金融資本が民自公と維新を煽り、尖閣や竹島、北朝鮮のミサイルを通じてアジア人同士を戦争に駆り立て、武器弾薬を買わせる愚に対し徹底的に反対する決意を新たにしないといけない。政府やメディアが伏せているという利根川水系の放射能汚染。事実とすれば、嘉田由紀子(62)のいう琵琶湖を守るため未来の党が決め手。大政翼賛会封じ。来年7月参院選にかけて史上初の女性首相誕生も夢でない。
日経平均は6円高。9533円の引け。東証一部の出来高19億4400万株、売買代金9400億円と一服。主力の動きが鈍く短期資金が中低位の材料株に回っている。■■(****)と■■■■(****)が原発の指標になり、消費税引き上げ、TPPを織り込もうにも16日が関門。■■■■(****)、■■■(****)のほか、■■■(****)、■■■■(****)の出直りに分がある。個別に■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)が材料含み。定番の■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など見守りながら小すくい。総選挙、韓国大統領選、フォトンベルトをこなすところ。一転し、二転、三転する場面がやってくる。(了凡)