証券ビュー

アンコール伊勢町

未来の原発反対救い どこも勝てず嵐の前の静けさ (2012.12.06)

再び円安に振れ堅調。後場寄り先物が買われ現物も追随した。NY安に拘らず上海、香港高が手掛かり。4日述べた日銀の「貸出支援基金」が冷や酒に値する。円高40年の修正。原発、笹子トンネルのコンクリートも耐用年数40年。人間も同様に高・新卒40年で劣化。補修、補強が必要である。円安は震災後定着した貿易収支の赤字が主因。欧州危機、円高による海外生産シフト、日中関係悪化のほか、原発代替に伴う火力発電のLNGや原油輸入急増によるもの。原発が総選挙のテーマになり、事実上続行の民自公と維新にひきかえ未来の反対が救い。昨年に続き今年の酷暑も電力危機を乗り切ったが、続行の有無を巡り総選挙で決着がつかず、来年7月参院選までかかると述べた。2011年度過去最大4.4兆円の貿易赤字。2012年度1〜6月2.9兆円にのぼり、7〜9月さらに拡大。来年参院選まで円安が続き円ドル90円のトレンドとも述べた。90円となれば、日本の主力産業が起死回生し記録的な増益。日経平均も1万円どころか2万円を視野。国内で資金が回り出す。現在デフレの出口、インフレの入口にさしかかった。そこで、大和総研の提案を紹介する。原発撤退を廃炉ビジネスに転換。10、20年ノウハウを積み重ね、全国54基、世界で430基稼働する原発で稼ぐというもの。品質にこだわる日本の製造業が本気で廃炉に取り組み、技術を蓄積すれば、世界の廃炉市場をリードできるというわけだ。原発に関する限り■■(****)、■■(****)、■■■■(****)と■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)。■■■■■(****)が気になるところだ。2兆円といわれる原子力産業。電気料金上昇、仕事減少、核武装消滅が泣きどころというが、値上げ、規模縮小、核保有放棄に踏み込めるかどうか。未来の党がダークホースと考えられる。民自公と維新による大連立、大政翼賛会を封じるのが先決。嘉田代表(62)に動揺を隠せないのが官僚なら、2度無実の罪を晴らした小沢(70)を嫌う勢力がいることも事実。万一自民党政権になれば、防衛をはじめ経済、金融など対米隷属に拍車。民主党もアゴで使われる運命。石原と橋下が決別するのも時間の問題。12党入り乱れ、死ぬか生きるか猛烈な選挙戦。政治が何のためか、履き違えたまま絶叫している。政治は弱者のためだ。日本は99%以上中小と零細企業。何が何でも大連立を阻まないともたなくなる。
日経平均は36円高。東証一部の出来高18億3600万株、売買代金1兆円。12月物が40円安で寄り50円高の9480円で引けた。この分なら14日のSQ9200〜9500円で収まりそう。嵐の前の静けさとみられ、16日どこも勝てず主導権を握れずと述べた通りだ。しかし、円安と公共投資がキーワードだけに、円売りポジション解消でひと回転。しつこく■■■■■■■■(****) と■■■■■■(****)に注意を払っている。■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)の経過よし。国交省が全国のトンネル49本緊急点検しているが、異常がみつかれば再び買われる。トンネルなら■■■(****)と■■(****)を指名入札。初動が大きいと先が楽しみだ。■■■(****)と■■■(****)、■■■(****)と■■■■■■(****)にも目をかけた。総選挙は政策より人物。信頼できるかどうかだ。(了凡)