原発をなんとかしろ 紫玉庵 12月3日 (2012.11.30)
未来を懸けた本当の戦(いくさ)
16日のあと、誕生する政権
「日本の原発政策をなんとかしろ」。
これが人類の課題。
人類としての優先順位は、これでしょう。
全ての生命の絶滅に関わります。
世界の権力構造も、ここから考えるはずです。
今の日本は海外から見れば、放射能の塊りです。
その上で、日本社会、政治風土の変質。
さらに、日本の産業技術の移転、
新技術の創出。
明治以来の中央集権国家、
その核になっていた天皇の意味づけも、
大きく変化します。
「日本未来の党」・・・
集まる旗ができた、と言う段階。
311以後の反省を
全くしない、自民党や産業界、
そして、なにより、原発マフィア。
経済よりも、最初に、
原発の真実に向き合うことしか、
日本人に未来はない。
ここから16日の投票日まで、
「カネか、イノチか」 が始まる。
原発マフィアや放射能に
勝つまで終わらない、戦い。
私は、現在の日本の現状を、
悪魔と天使が舞い降りている状態
と捉えています。
悪魔は、英語で EVIL ですが、
これは、生命を意味する LIVE
と反対です。
原発がないと電力がまかなえない
と言うのは、大嘘です。
そして、使用済み燃料を無視した議論です。
それよりも、今の9電力体制を、
このまま維持することを
前提にする議論を、
選挙でするのはおかしな話です。
電力を、完全自由化する法案 を
作っていい。
そしてなによりも、全てのエネルギーを
電気に置き換える必要はないし、
電気の供給体制でも、
各地で独立させながら、
家庭用 公共用 産業用 で、
それぞれ分けて発電供給する体制に
するのがもっともいい。
さて、現在、日本各地では、
改革を訴える人間が、
グチャグチャになっています。
連携したとき、どこまで議席を獲得するのか。
16日の投票のあと、
一体、どんな政権が誕生するのか。
最高裁は、その選挙結果を、
無効にする法的余地を残しています。
その場合、日本で戒厳令が敷かれることになるのか。
今回、野田は最終的にTPPを、
選挙のイシューから外したので、
原発問題がにわかに際立ってきます。
次の政権が決定する19日~21日に、
地震等の災害が起こると、
一気に、首都圏での経済活動は縮小します。
原発マフィアは、後退していくことになります。