総選挙間際まで大山鳴動 鼠一匹でもポジション上がる (2012.11.22)
買い一巡後もみ合い。個別物色にとどまった。20日ガザ停戦、FRB議長「財政の崖」発言、21日10月の貿易赤字5490億円(最大)などめまぐるしい。後場寄り後ギリシャ支援持ち越しが伝えられユーロ、ドル乱高下。円が買い戻された。たった今入手した情報によると、総選挙後19日に新政権ができ、方針如何で21日(金)国内で何か起きるという。日本にとって「暗黒の3日間」になる可能性がある。再三述べたフォトンベルトのことだ。19日が韓国大統領選でややこしいが、来年1月イスラエルの総選挙。起きたところで持ち直すとみられ冷静に進みたい。日本の総選挙に対し、大手メディアの世論調査もおかしい。安倍、石原、橋下を目玉に出来ており、21日の「減税日本」維新の会合流を断念正解。「Yahooみんなの政治」が実施した20日現在の結果を紹介する。比例代表でどの政党に投票するか支持率を調べたもの。それによると、国民の生活48%、自民16%、民主、みんな、維新の会それぞれ3%。公明、共産も1%に過ぎない。これに対し17、18日共同通信の調べでは自民23%、民主10%、維新7%、公明4%、共産1.9%、国民の生活1.8%の順。確かに国民は脱原発、消費税引き上げ反対、TPPにも反対が多く世論操作の疑いがある。維新の会の核心を突く情報もある。いわく、あれほど原発再稼働反対の橋下が利権に取り込まれ、一転「大飯再稼働」を容認した事実でわかる。彼は、最初ハードルを高く掲げた提案を出し、譲歩できるものとできないものを呈示。政敵が反発したところに譲歩できるカードを切り、仮装利益を分配する弁証法的手法に満ちたもの。実際に存在しない利益を相手に与え、錯覚させることで本当の利益を獲得している。レトリックに騙され、国政の一端を握るとすれば苛政が待ち受ける。一言でいうと、目的は「カネ」。地方税を分捕り自身、取り巻き連中にばらまくだけ。安倍、石原らによる極右政権が誕生し、橋下や石原のような右巻きが表舞台に出てくるといつかきた道。日本は米国の戦争屋が目論むワーエコノミーの波に呑み込まれる。凄みがあっていい。泣きどころをとらえたもので、大手メディアにない本物の味がする。総選挙が突破口と述べた。結論からいうと、どこも勝てないとみられ、選挙で解決できるものもない。混乱に拍車がかかると考えられる。
日経平均は79円高。9222円の引け。東証一部の出来高18億7300万株、売買代金1兆1100億円。12月物が90円高で寄り引け100円高の9220円。9750円コールで持ち切りだ。総選挙を担保にとって間際まで大山鳴動。鼠一匹の相場になりそうだ。贔屓の■■■■(****)、10月19日紹介した■■■■■(****)、回り道した■■■■■■(****)が持ち直してきた。年末年始、バルチック海運指数が動くとみられる。■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)に出直り期待。■■■■(****)、■■■■■(****)然り。本命がバイオで徹底している。■■■(****)は3日ぶり反発。商いを伴っており、19、20日売り込んだだけに取り組み拡大。来週切り返すとみられる。■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など値保ちがいい。■■■■■■(****)、■■■■■■(****)も出番待ち。万一「暗黒の3日間」がやってくると声がかかる。日本のポジションが上がるはずだ。(了凡)