1ヵ月後材料出尽くし 総選挙突破口に英気養う独歩高 (2012.11.19)
14日反転し15、16日独歩高。来月16日まで暴落が棚上げされ何よりだ。14日意表を衝いた首相の16日解散声明が主因。入手した前後の情報をお伝えする。結論からいうと、首相の決断は米国の圧力によるもの。キーパーソンが元CIAの要員だったジェラルド・カーティス(72)という。唐突に見えた首相と自民党総裁の党首討論が打ち合わせたものといわれ、前日イタリアのローマで開かれたビルダーバーグ会議の緊急部会、直後イスラエルがパレスチナのガザ攻撃、さらに米大統領再選後突然辞任したCIA長官にも遠因。米国はやり繰りがつかなくなり、日本に意の儘動く政権を必要としている。大連立という名の大政翼賛会。自民、公明、民主の一部にみんな、維新も参加。具体的に前原、石原、橋下が中心になって受け皿政権をつくりたい意向。消費税引き上げが実現し、脱原発阻止、TPP取り込みが狙いのようだ。受け売りだが、米国によって崖から突き落とされた現政権。解散、総選挙も米国の司令によるという。日本の持つプルトニウム(発電)の危険性、GEやウェスチングハウスが日立と東芝に原発の下請けを任せた以上絶対手を引かない剣幕。10月26日、日経とCSIS(米戦略国際問題研究所)による共催シンポジウム(帝国ホテル東京)も一環。自民党や民主党の若手に対し「民自連」を指示。アーミテージ・ナイ御一行のデモンストレーション。終わるや否や、前原が自民党総裁と呼応。にわかに解散をぶち上げたという。そして、オバマ再選後に読売新聞が一面トップで「首相がTPP解散を検討」と切り出し、日経、朝日が夕刊で追随した。メディアも狂っている。米国は日本を中国にぶつけ、双方の消耗戦を糧に延命を図ろうとしている。相場は、解散・総選挙後の新政権に対し15、16日理想買い。逆にいえば、5、6月安値に対し売り方の踏みを誘う展開。1ヵ月後、材料出尽くし。期待を裏切られる見込み。米国は小沢の「国民の生活が第一」を最も嫌っているという。傲慢不遜な内政干渉。資金繰りで追い詰められ、FRB100年(来年12月13日)まで持ちこたえられるかどうか。中国の新体制も年寄りばかり。大金持ち揃い。10年はおろか5年持つまい。日本は、以前述べたように総選挙が突破口。平成版戦国、下剋上にあって橋下が伊勢の新九郎程度。三英傑まで時間がかかる。このため、武力によらず消去法で日本というのが持論。15、16日の独歩高が初動とみられ11、12月序盤戦。モノにすると来年大きい。
日経平均は194円高。9024円の引け。東証一部の出来高25億8200万株、売買代金1兆5000億円に回復。反動もあるが1ヵ月大丈夫。12月物が80円高で寄り190円高の9010円で引けた。9500円のコールが人気という。■■■(****)は反落。戻り高値を更新した後見送られた。主力が新政権関連で買われ、資金シフトによるもの。18日のNHKスペシャルが追認材料。裏の裏が出て表になるはずだ。■■■(****)が健気なもの。■■■■(****)、■■■■(****)も脱皮間近だ。■■■■(****)は助走の域。200円を突破すると一皮むける。■■■(****)が可愛がっている。地盤改良一途に60年の実績。自己資本比率61.5%。立派なものである。■■■■■■(****)と■■■■■■(****)は総選挙の反動に備えるところ。これから1ヵ月英気を養う場面である。(了凡)